新築住宅を建てるなら、家族が集まってゆったり過ごせる広いリビングに憧れますよね。
しかし、広いリビングにして後悔しているという声も意外にあるんです。
今回のコラムでは、広いリビングでよくある後悔と後悔しないためのポイントを解説。
広いリビングで快適に過ごすためにもぜひ知っておきたい情報です。
リビングの広さをあまりとれない場合の、リビングを広く見せるコツもあわせてお伝えします。
目次
広いリビングでよくある後悔とは?
開放感のある広いリビングは、多くの人が憧れる間取りのひとつ。
しかし、「広いリビングにしたけれど、実はこんな部分で後悔している」という声は意外に多いもの。
広いリビングにして失敗した・後悔したと感じがちな点には、こんなものがあります。
【1】冷暖房効率が良くない
空間が広ければ広いほど、冷房・暖房に時間がかかってしまいます。
広いリビングには大きな窓やたくさんの窓を設置することも多く、外気の影響を受けやすい窓が多ければ、さらに冷房効率が下がりやすいです。
【2】ほかの部屋が狭くなる
限られた敷地に家を建てる場合、言うまでもなくリビングを広くした分ほかのスペースが狭くなってしまいます。
家族の個室が狭くなったりとれなくなったりするほか、キッチンや洗面所といったスペースや収納などが狭くなると、生活しづらくなってしまう可能性もあるでしょう。
【3】家具の配置が難しい
大きな家具や家電は壁に沿って置くことが多いですが、広いリビングは窓やドアのスペースが多く、プランによっては家具を置きやすい壁が少なくなるケースも。
スペースはあるのに、家具の置き場所に悩んでしまう…と後悔してしまうケースもあります。
リビングの真ん中だけぽっかりスペースがあいて、寂しい印象になってしまうなんてこともあるため、事前に家具の配置イメージを持っておくことも大切です。
【4】掃除が大変
広いリビングは、片付けをしたり掃除機をかけたりするスペースも広いです。
リビングの広さに見合った収納がないと、リビングで使用するものが収納しきれずに散らかってしまうこともあるでしょう。
広いリビングにして後悔しないためのポイント
後悔せず広いリビングをつくるために、押さえておきたいポイントをご紹介します。
断熱性・気密性を高める
広い空間でも快適な室温を確保するには、住宅の断熱性を高めることが大切。
大空間のリビングを検討している場合は、とくにこだわりたい部分です。
「FPの家」では、高い断熱性を持つFPウレタン断熱パネルで、しっかり断熱。
床はFP床パネル、屋根はFP遮断パネル(オプション)を施して家をぐるりと断熱し、夏は涼しく、冬は暖かい、まるで魔法瓶のような住まいを叶えます。
窓も外気の影響を受けやすい部分ですので、断熱性の高いペアガラスなどを採用することを標準仕様としています。
また、断熱性能をしっかり発揮させるためには、気密性も重要です。
気密性が高ければ室内の空気が外に漏れにくく、外気も室内に入りにくいため、高い断熱性能を無駄にすることなく、冷暖房効率もアップさせることができます。
「FPの家」は、高い断熱性能はもちろんのこと、気密施工も徹底した高性能住宅。
広い空間でも高い冷暖房効率を維持し、季節を問わず過ごしやすいリビングを実現します。
高断熱・高気密住宅は快適なだけでなく、光熱費を抑えることにも一役買います!
こちらのコラムで実例もご紹介していますよ。
間取りをしっかり考える
日々生活を送るうえで、リビングの中でも使用する場所は意外に限られているものです。
使いやすい空間になるよう、家族構成やライフスタイルを具体的にシミュレーションしながら間取りを考えましょう。
可動式の間仕切りを設置したり、小上がり和室やステップフロアなど高さで空間を緩やかに仕切ったりすると、大空間のリビングにしつつ、使いやすい空間にできるでしょう。
広いリビングをつくるなら、生活の快適さとのバランスも大切です。
工務店や施工会社に相談しながら、広々&快適なリビングの間取りプランを考えてみてくださいね。
リビングの広さの目安は?狭いリビングを広く見せるコツもご紹介
リビングの広さは、ダイニングとキッチンも合わせたLDKで考えると、ファミリータイプで16~20帖程度が住みやすいといわれています。
LDKが16帖ならキッチンは壁付けタイプにして、リビングテーブルで食事をするスタイルにすれば余裕のある空間に。
18帖ならダイニングテーブルを置いても十分な広さがあり、20帖あればさらにレイアウトの余裕や自由度も上がるでしょう。
もし、リビングをあまり広くとれないという場合には、こんな工夫で空間を広く見せることもできますよ。
- 家具の高さは低いもので統一する
- 壁や床、天井、カーテンの色などを明るい色でまとめる
- 収納スペースを確保して荷物を整理する
- 吹き抜けにして開放感を高める
- リビングに階段を作って階段スペースを節約する
家具の高さを抑えたり、面積の大きな壁や天井などを明るい色にしたりすることで、圧迫感を減らして広々とした印象にできます。
吹き抜けやリビング階段も空間を広く使える工夫のひとつです。
ただし、空間が広くなる分、先ほどお話しした冷暖房効率について注意が必要です。
それぞれのメリット・デメリットを下記コラムでもご紹介していますので、ぜひご覧くださいね。
吹き抜けで後悔しないために!対策やメリットをチェックしよう!
リビング階段のメリット・デメリットは?後悔しないためのポイントも
広いリビングで快適に過ごせる「FPの家」の事例をご紹介!
広いリビングを持つ「FPの家」で快適に過ごされているご家族の声をご紹介します。
様々な工夫で「楽」に過ごせる機能的な家
デザイン面を重視する奥さまが第一優先としたのは20帖の広いリビング。
約2m60cmの天井高とハイドアの組み合わせで、吹き抜けがないにもかかわらず、驚くほど開放的な空間に仕上がりました。
対して、ご主人が重視されたのは住宅性能。
FPウレタン断熱パネルによる高断熱の「FPの家」は、広いリビングでも快適な室温をキープ。
冬も暖かいため、「年中裸足、半袖で過ごしています。」と、その住み心地にも満足いただいています。
ダイナミックな吹き抜けと中庭のある家
「気密性が高いので安心して吹き抜けを導入できました」と話す奥さま。
玄関を抜けると、ダイナミックな吹き抜けのあるリビングの大空間が広がります。
リビング階段がスケルトンになっているのも、空間が広く見えるポイントのひとつです。
また、断熱性・気密性が高いことから、家中の温度が一定で快適。
温度差が少ないので結露もなく、掃除も楽になったと喜ばれています。
広いリビングで後悔しやすい点と後悔を防ぐ方法をチェック
広いリビングは開放感があってゆったり過ごせる反面、空間が広いことから冷暖房効率が悪くなりがち。
一年中快適に過ごすためには、住宅の断熱性・気密性を高めることが大切です。
「FPの家」なら高断熱・高気密で、広々とした空間も快適な温度に保ちます。
また、リビングにスペースを取られてほかの部屋が狭くなったり、窓やドアが多いことで家具の配置が限定されたりすることも。
リビングに広くスペースを取れない場合でも、家具の高さを低いもので統一したり、吹き抜けやリビング階段のある間取りを採用するといった工夫で、リビングを広く見せることもできますよ。
毎日の生活を具体的に想像し、生活のしやすさや快適さとのバランスをとりながら間取りプランを考えましょう。
「FPの家」では、さまざまなライフスタイルや希望の暮らしに合わせた間取りを提案しています。
実際に 「FPの家」にお住まいのお客様の生の声もたくさんご紹介していますので、ご興味のある方は、ぜひ一度お問い合わせくださいね。