住宅性能

2022.03.07

壁倍率とはどんな数値?軸組の種類別に倍率をご紹介

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地震の多い日本では、住宅の頑丈さや耐震性はとくに気になるところ。

建物を支える壁の強さを表す数値のひとつに「壁倍率」というものがあり、今回はこの「壁倍率」について解説します。

 

壁倍率とはどんな数値で、どのように用いられる数値なのでしょうか?

壁強さ倍率(壁基準耐力)という数値との違いや、軸組ごとの壁倍率についてもご紹介します。

家の模型

 

 

壁倍率とはどんな数値?壁強さ倍率(壁基準耐力)との違いは何?

壁倍率とは、建物にかかる横方向の力に耐える「耐力壁」の強さを数値化したものです。

壁倍率の数値が高いほど、地震の横揺れや台風など水平の力に強い壁ということになります。

 

建物は必要な耐力壁の量が建築基準法で定められており、その壁量計算をする際に壁倍率の数値が必要となります。

 

耐力壁の役割や構造別の種類といった詳細は、こちらのコラムでご紹介していますよ。

耐力壁とは?種類や性能は構造でも異なる?必要量や配置もチェック!

 

壁倍率は耐力壁に用いられる木材のサイズや斜めに渡す筋交いの有無などの組み合わせ(軸組)によって0.5〜5の幅で設定されており、最大値は5、単位は「倍」です。

 

一方、壁倍率に似ている言葉で「壁強さ倍率」という数値もあります。

 

壁強さ倍率は同じく壁の強さを表す数値なのですが、木造建築の耐震診断をする際に用いるものです。

壁基準耐力ともいい、単位はkN/m。

 

木造建築の耐震診断では、「耐力壁の長さ×壁の強さ倍率」で建物全体の強さを計算します。

壁倍率は建築基準法で用いるもの、壁強さ倍率は木造建築の耐震診断で用いるもので、言葉は似ていますが別の数値です。

 

 

壁の軸組によって壁倍率が異なる!

木造建築の耐力壁は、いわゆる一枚の「壁」ではなく、柱、梁(はり)、土台、床などで構成された四角い枠組に斜めの筋交いを入れた「軸組」が一般的です。

このときに用いる木材の大きさや筋交いの入れ方によって、壁倍率が異なります。

 

建築基準法施行令46条では、軸組の種類によって壁倍率を以下のように定めています。軸組の種類と壁倍率※建築基準法施行令46条より

 

軸組を構成する木材の厚さや幅が太いほど壁倍率が高くなり、(2)~(4)で筋交いをたすき掛けに2本入れると壁倍率は元の数値の2倍に、(1)または(2)の壁と(2)~(6)までの筋交いを併用すると壁倍率はそれぞれの数値の和となります。

 

「FPの家」の壁構造

木造住宅は柱と梁でつくった骨組みで建物を支える木造軸組工法が一般的ですが、「FPの家」の木造住宅は、軸組工法に「FPウレタン断熱パネル」を組み込んだ独自の「FP軸組工法」を採用しています。

 

骨組みだけでなく壁構造としての強度も備え、筋交いなし壁パネルでも壁倍率は2.1倍。

これはウレタン素材の構造体として、業界で初めて国から認められた値です。

また、自社実験では、一般的な軸組工法の壁倍率が2.0倍なのに対し、「FP軸組工法」の筋交い付きパネルでは壁倍率は3.4倍という結果が出ています。

 

「FPの家」の強度の秘密や独自の「FP軸組工法」については、こちらの動画やコラムでも詳しくご紹介していますのでぜひご覧ください。

【施工】現場ドキュメント『FPの家』強さのヒミツ
木造軸組工法のメリットとは?独自の工法「FP軸組工法」も解説!

 

強度に優れた「FPの家」を新築したご家族の声をご紹介

強度に優れた「FPの家」を新築したお客様の事例をご紹介します。

 

耐震性を最重要視した二世帯住宅

いろいろなメーカーの家を見て回り、「FPの家」の工場見学会で触れたFPパネルの強さが決め手となり、「FPの家」で新築を決意されたご家族。

阪神淡路大震災を経験し、耐震性を重視した家づくりを考えていたそうです。

 

「「FPの家」に住み始めてからは、震度2~3程度の横揺れはほとんど感じない」と、「FPの家」を選んだ選択に自信を深めていらっしゃいました。

 

娘さん家族との二世帯住宅で、耐震面での安心感はもちろんのこと、親子で近くにいられる安心感も大きいようです。

 

 

壁倍率とは建物を支える壁の強さを表す数値

壁倍率は、地震の横揺れや台風などの水平の力から建物を支える「耐力壁」の強さを表す数値です。

耐力壁を構成する木材のサイズや筋交いの有無などの組み合わせ(軸組)によって0.5~5の幅に設定されており、壁倍率が高いほど水平力への抵抗力が高い壁ということになります。

 

壁倍率と似た言葉で「壁強さ倍率(壁基準耐力)」というものがありますが、こちらは木造建築の耐震診断で用いられる数値です。

 

壁倍率は建築基準法によって定められた数値で、建築基準法に基づき壁量検査を行うときに用いられます。

 

一般的な軸組工法の壁倍率は2.0倍といわれていますが、自社実験では「FP軸組工法」の筋交い付きパネルは壁倍率が3.4倍と、約1.7倍の高い強度を誇ります。

耐震性を重視した家づくりなら、「FPの家」をぜひご検討ください。

 

「FPの家」にお住まいのお客様の生の声もたくさんご紹介しています。

ご興味のある方はぜひ一度お問い合わせくださいね。

 

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