家づくりの知識

2024.02.21

三階建ては後悔する?よくある後悔や対策・注意点をチェック!

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地価の高い都会をはじめ、広い土地を確保しにくい場合には三階建てを検討する方も多いでしょう。

しかし、実際に三階建て住宅を建てた方の中には、「失敗した…」と後悔している方もいます。

 

そこで今回のコラムでは、三階建てで後悔しやすいポイントとその対策について解説します。

三階建ての注意点をあらかじめ知っておけば、失敗を防いで理想の家が建てられますよ!

 

三階建てならではのメリットや、三階建てで希望の住まいを建てるためのポイントなどもお伝えしますので、三階建てを検討している方はぜひご覧ください。

住宅

 

三階建てで後悔しやすいポイント

三階建ては、狭い土地でも生活スペースや部屋数を確保しやすく、地価の高い都会などでは多くみられる間取りです。

しかし、三階建ては「実は後悔している」という話を耳にすることもあります!

 

三階建てでよくある後悔ポイントをご紹介します。

 

階段の移動が大変

三階建ては階段が増えるため、上下の移動が大変だという声は多いです。

 

特にリビングが2階以上だと、まとめ買いの荷物をリビングに運んだり、来客や宅配便の対応で玄関に移動したりと、一日に何度も階段を上り下りしなくてはいけません。

洗濯機と洗濯物干しスペースの階が異なる場合なども、移動が大変に感じることがあります。

 

小さい子どもがいる場合は転落の心配が増えたり、高齢者が住んでいる場合、または自分が歳を重ねたときは足腰への負担が大きくなってしまう心配がある…という方も多いです。

 

【対策】

生活動線に配慮した間取りを検討し、移動距離を短くして負担を減らしましょう。

例えば、洗濯機と洗濯物干しスペース、収納は同じ階に設置する、トイレと洗面所は上下階の2カ所に設置するなどの工夫を。

 

また、老後を考えて主寝室を1階にする、二世帯住宅なら親世帯は1階にするほか、ホームエレベーターの設置なども検討してみてください。

今すぐに設置しない場合は、将来的に設置するスペースを確保しておくと安心です。

 

空調効率が悪い

一戸建てでは階段を伝わって暖かい空気が上階に上がるので、上階は暑く、下階は寒くなりやすいです。

 

また、建物の空間が縦に広くなるので空調効率が悪くなりがち。

その結果、「夏は上階が暑くて、冬は下階が寒い」という状況になってしまうことも。

空調効率が悪いと、光熱費が高くなる原因にもなります。

 

【対策】

高品質な断熱材をしっかり施す、窓にトリプルガラスを採用するなど、建物の断熱性を高めることで室内の温度差を防ぐことができます。

天井にはシーリングファンを取り付けて空気を攪拌(かくはん)するなど、空気の循環を促しましょう。

 

「FPの家」は、高い断熱性能を持つ「FPウレタン断熱パネル」で家をぐるりと囲む、まるで魔法瓶のような住まい!

外気の影響を受けにくく、さらに室内の適温も逃しません。

 

屋根は「FP遮断パネル」(オプション)を施し、直射日光による太陽熱が室内に伝わるのを防ぎ、家中快適な室温を保ちます。

 

外壁のメンテナンスが大変

三階建ての家は背が高いので、外壁メンテナンス時にも足場を高く組む必要があります。

メンテナンスの難易度が上がったり、時間がかかったりするぶん、メンテナンス費用が高くなってしまうことがあります。

 

【対策】

外壁材は汚れが目立ちにくい色やデザイン、防汚性や耐久性に優れた素材を採用しましょう。

施工費用が高くても、メンテナンスの頻度を少なくできれば、トータルコストを抑えることができます。

 

耐震性が不安

「三階建ては耐震性に不安がある」という声もあります。

建物が高くなるぶん、地震の揺れの影響を受けやすいと感じることもあるでしょう。

 

【対策】

現在の新築は、震度6強~7で即倒壊はしないとされる「耐震等級1」を満たすことが建築基準法で義務付けられています。

 

さらに木造三階建てを建てる際には、建築確認申請で「構造計算書」の添付も義務付けられており、過剰な心配は不要です。

もちろん「もっと地震に強い家を建てたい」という場合には、耐震等級2、3を目指すのも良いでしょう。

 

「FPの家」は、柱と梁(はり)で構成された構造体に「FPウレタン断熱パネル」を組み込む、独自のFP軸組工法で建築。

壁構造で建物を支え、強度と耐久性、耐震性の高い住宅で安心です。

 

住宅性能の高い家は、快適で安全に暮らせます。

建物の断熱性や耐震性については、こちらのコラムでも詳しく解説をしています。

耐震住宅の構造とは?地震に強い家づくりのポイントを知ろう

断熱性とは?断熱性を高めるメリットや断熱素材について知ろう

 

 

三階建ては後悔だけでなくメリットもたくさん!

もちろん、三階建てにはメリットもあります!

三階建てならではのメリットをご紹介します。

 

狭い土地でも生活空間を確保できる

三階建ては一階建て・二階建てよりも階層が多い分、広い生活空間や部屋数を確保できます。

利便性が良い都会や、地価が高い高級住宅街など、エリアの選択肢が広がりますね。

 

家族の人数が増えても、それぞれの個室を確保しやすいでしょう。

 

日当たりや眺望が良い

高い位置に窓を付ければ太陽光を取り入れやすく、明るく暖かい部屋に。

2階、3階と高くなるほど、家の周りで視界を遮る建物が減って良い見晴らしも確保できるでしょう。

 

2階リビングに大きな窓を設ければ、明るく眺望の良いリラックスできるリビングに!

 

プライバシーを確保しやすい

リビングは2階で1階は夫婦の寝室、3階は子ども部屋など、空間をしっかり分けられるのでプライバシーを確保しやすいです。

リビングなどの共有スペースから離すことで、メリハリをつけた間取りにもできます。

 

また、2階以上は外からの目線が届きにくいというメリットも。

屋上テラスなども、外からの目線が届きにくいプライベートスペースとして活用できるでしょう。

 

 

理想の三階建てを叶えるポイント

設計図

三階建てで理想の家をつくるためには、三階建ての建築について経験や知識が豊富な住宅会社を選ぶのが重要!

 

三階建ての施工事例を多く持つ住宅会社なら、三階建てならではの失敗ポイントや成功ポイントにも詳しく、理想を叶えるための最適な間取りやプランを提案してくれます。

 

また、家の建築にはさまざまな法律や制限があります。

例えば三階建てでは、建物の高さに対する制限である「日影規制」「斜線制限」や、三階建てならではの耐震や防火における制限を受けやすいです。

これらの制限によって、三階建てで理想のプランを実現できない可能性があるので注意が必要です。

 

「FPの家」で三階建ての家を建てた事例

三階建ての「FPの家」で暮らすご家族の事例を紹介します。

 

建売住宅を早々に建て替えて得た安らぎの住まい

子どもが増えて手狭になることから、購入6年目の建売を三階建へ建て替えることを決意されたご夫婦。

リビングダイニングは2階に移動し、大きな窓からは「日本の道100選」にも選ばれた「桜通り」が見渡せるようになりました。

 

また、洗濯室、洗濯物干し、ファミリークローゼットは1階に集約し、効率的な家事動線を実現しています。

 

「前の家は夏は暑くて冬は寒かったが、戸建てはこんなものだと思っていた」そうですが、建て替え後は「FPの家」の高い住宅性能で「年中裸足で過ごせる家」に。

三階建てでも快適な室温で暮らすことができ、「100点満点の住まいです」と笑顔で話されていました。

 

 

三階建てで後悔しやすいポイントと対策を知って理想の家づくりを!

三階建てで後悔しやすいポイントとして、階段の移動が大変、空調効率が悪い、外壁のメンテナンスが大変、耐震性が不安といったことをよく耳にします。

動線や間取りの配置を工夫する、家の断熱性を高める、メンテナンス性の高い外壁を採用するといったことで対策ができますよ。

 

木造三階建ては建築時に構造計算書の提出が必須で、耐震性に対する過剰な心配はいりませんが、不安な方は耐震等級2、3を目指しても良いでしょう。

 

三階建てには、狭い土地でも生活空間を確保できる、日当たりや眺望が良い、プライバシーを確保しやすいなどのメリットもあります。

理想の三階建て住宅を叶えるには、三階建ての建築実績が豊富な住宅会社を選ぶのがポイントですよ!

 

快適で住み良い住宅を建てるなら、お気軽に最寄りの「FPの家」加盟店にお気軽にお問い合わせください。

後悔のない家づくりのために、不安や疑問に分かりやすくお答えします!

 

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