家は大きな買い物なので、できるだけ失敗は避けたいもの。
しかし、いろいろな条件の兼ね合いもあり、全てを理想通りにするという訳にはいきません。
そこで今回のコラムでは、家を建てる際に重視することについて、「住宅性能」「住みやすさ」「立地」「予算」の4つのポイントをご紹介します。
快適に、安全に、そして便利に暮らすために、ぜひ押さえてほしいポイントです。
これから家づくりをスタートするという方はぜひご覧ください。
目次
家を建てる際には住宅性能を重視しよう!
快適に、そして安心・安全に暮らしていくために、住宅性能はとても重要なポイントです。
とくに注目したいのは、室内を快適な温度に保つ断熱性・気密性、そして地震に耐える耐震性です。
断熱性・気密性
断熱性が高い家は、室内が外気温の影響を受けにくく、室内の快適な温度が外に逃げにくいため、冬は暖かく、夏は涼しく快適に生活できる環境を手に入れることができます。
室内外の空気の出入りを防ぐ気密性が高いとさらに断熱性が高まるため、断熱性と気密性はセットで考える必要があります。
家全体の断熱性・気密性が高いと、外気温の影響を受けにくいうえに室内の温度差が生じにくくなるため結露の発生を防げます。
温度差による体調不良、カビやそのカビから派生するダニを原因とするアレルギー症状などの軽減にもつながり、健康的な暮らしを実現しやすくなるでしょう。
また、冷暖房効率が高まるので、光熱費の節約にもつながります。
「FPの家」は、構造体に熱の伝わりが極めて低い「FPウレタン断熱パネル」を組み込む独自工法と、専用のテープで密閉する徹底した気密施工で、高断熱・高気密を実現しています。
壁は「FPウレタン断熱パネル」、床は「FP床パネル」、天井は「FP遮断パネル(オプション)」でぐるりと囲む、魔法瓶のような住まいです。
「FPウレタン断熱パネル」は耐水性・耐久性にも優れ、経年劣化がほとんどないため、その高い住宅性能を維持できます。
また、「FPの家」は、その高い住宅性能を確保したうえで、24時間計画換気を導入しています。
高い気密性を有するからこそ、汚れた空気を排出した分、必要なだけロスなく計画的に新鮮な外気を取り入れることが可能で、換気による冷暖房効率の低下も気になりません。
「FPの家」で家を建てたご夫婦の声をご紹介しますね。
温度差がない環境で健康状態も改善
「暖かい家」をキーワードに、「FPの家」にたどり着いたというご夫婦。
「FPの家」の快適さは事前に説明を受けたとおりで、「部屋全体をしっかりと涼しく・暖かくしてくれています」と大変ご満足いただいています。
冷房温度を下げなくてもエアコン1台で家全体が涼しく、冬の夜に目覚めても暖かいとのことで、ご主人の風邪の引きやすさや奥さまの冷え性も改善されたそうです。
室内に温度差ができにくいため結露が発生せず、掃除も楽になったと喜ばれています。
耐震性
日本は地震が多い国ですから、万が一地震が起こったときも家が倒壊しないという耐震性も重視されています。
住宅については、耐震等級1以上であることが建築基準で定められています。
耐震等級は地震による倒壊・崩壊のしにくさを1~3の数値で表したもので、耐震等級1は震度6強~7程度の地震で倒壊しない、震度5程度の地震で損傷しないとされています。
なお耐震等級2は、等級1の1.25倍、耐震等級3は等級1の1.5倍の耐震性です。
そのほか地震に耐える家づくりとして、「耐震構造」「制振構造」「免震構造」などがあります。
「耐震住宅の構造とは?地震に強い家づくりのポイントを知ろう」のコラムでも、地震に強い家づくりのポイントや「FPの家」の地震に強い家づくりについてご紹介していますので、ぜひご覧ください。
耐震性を重視し「FPの家」で家を建てたお客様の事例もご紹介しますね。
耐震性を最重要視した二世帯住宅
阪神大震災の経験から、耐震性を重視した家づくりを考えていたご家族。
たくさんの家を比較し、工場見学会で触れた「FPウレタン断熱パネル」の強さが決め手となり、新しい家を「FPの家」で建てることを決断してくださいました。
「FPの家」に住み始めてからは、「震度2〜3の地震ではほとんど揺れを感じない」と耐震性の高さを実感してくださっています。
家を建てる際に重視したい「住みやすさ」のポイントは?
家事や生活が楽でスムーズに進む「住みやすい家」には、間取りや収納、生活動線などへの配慮が重要です。
どんな暮らしをしたいのか、ライフスタイルや新居での暮らしを具体的にイメージしつつ、以下のようなポイントを押さえて考えてみましょう。
- 部屋数やそれぞれの広さが家族の人数に合っているか
- 収納の量と場所が適切で使いやすいか
- 生活動線がシンプルで便利か
- 部屋の向きや窓の配置は適切か
住みやすい間取りや収納としては対面キッチンやパントリー、ファミリークローゼットやシューズクローゼットなども人気です。
現在の使いやすさはもちろん、これから家族が増えたり成長したりすることで、ライフスタイルやライフステージが変化することも見越して計画することをおすすめします。
住みやすい家を建てるための間取りや収納、動線のポイントやアイデアについては、こちらのコラムでも詳しくご紹介しています。
「住み心地の良い家」の特徴をご紹介!優れた住宅性能についても確認
「家事動線の良い間取り」にするためのポイントは?実例もご紹介
家を建てる際に重視したい「立地」も確認!
リフォームで変更できる建物と違い、家の立地は引っ越し以外では変更や改善ができないため、特に慎重に選ぶ必要があります。
家族構成や状況などによっても異なりますが、主に以下のポイントをチェックしておきましょう。
- 駅やバス停など公共交通機関への利便性
- 商業施設や病院へ利便性
- 学校、幼稚園、保育所への利便性
- 治安の良さ
- 地盤の強さ
- 災害の起きにくさ
- 騒音・日当たり など
家を建てる際に重視したい「予算」に関すること
住宅ローンを利用する場合は、一般的に年収に対する返済額(年収負担率)が25%以内だと安心といわれています。
たとえば年収500万円で年収負担率25%なら、月々の返済額は500万円×25%÷12カ月で、約10.4万円。
金利1.96%(元利均等)、35年で借りる場合は、借入総額は3,160万円程度となります。
※頭金の有無、金利、借入期間によっても異なります。
予算は土地と建物の全体的な費用で考え、どちらかの予算が増えるときはどちらかの予算を削る、オプションを付ける場合は予算を超えないかなど、しっかり検討を。
土地の地盤の状態によっては、地盤改良工事の費用が必要になるケースもあります。
せっかく満足のいく快適で暮らしやすい家を建てられたとしても、住宅ローンで家計が苦しい状況が続いてしまっては残念です。
転職や休職などの「もしも」も想定して、無理のない資金計画を立てましょう。
家を建てる際に重視するポイントを確認して家づくりに活かそう
家を建てる際に重視することは人によってさまざまですが、その中でも「住宅性能」「住みやすさ」「立地」「予算」の4点については特に重視し、しっかりと検討することをおすすめします。
基本的な住宅性能や間取り、動線は快適さや住みやすさを左右する大きな要素ですし、立地はあとから改善や変更ができません。
予算についても、無理のない資金計画を立てたいものです。
快適で住み良い家を建てるなら、お気軽に最寄りの「FPの家」加盟店にお気軽にお問い合わせください。
後悔のない家づくりのために、不安や疑問に分かりやすくお答えします!