ダイニングとキッチンは向かい合わせて配置する間取りが多いですが、最近は横並びの配置も人気です。
ダイニングとキッチンが横並びの間取りは、家事効率がアップするというメリットがあるんです!
今回はダイニングキッチンの横並びの間取りについて解説。
ダイニングとキッチンを横並びにするメリット・デメリットや、レイアウト事例などをご紹介します。
「FPの家」でも横並びのダイニングキッチンを取り入れている方がたくさんいますよ。
目次
ダイニングとキッチンを横並びにするレイアウトとは?事例もご紹介
ダイニングとキッチンの横並びレイアウトとは、対面キッチンとダイニングテーブルを横並びに配置する横長のレイアウトのこと。
「ダイニングキッチン」と聞くと、一般的には対面キッチンとダイニングテーブルが向かいあって配置される間取りを想像しがちですが、最近はこの横並びのレイアウトも増えています!
キッチンカウンターのコンロ・シンク・作業台から、ダイニングテーブルまでを一直線に並べるレイアウトで、調理から配膳、食事、後片付けの動線が最短となるのが特徴です。
アイランドキッチンとダイニングテーブルを横並びに配置すれば、ダイニングキッチンの家事動線が便利になるのはもちろん、キッチン側からもダイニング側からもリビングへ行けるという回遊性のある間取りとなり、生活動線も良くなります。
また、キッチン背面の収納スペースをダイニング空間にまで伸ばせば、食事中の食器の出し入れなども便利になりますよ
アイランドキッチンのメリットやデメリット、家事動線の良い間取りを叶えるためのポイントなど、詳しくはこちらのコラムでも解説しています。
アイランドキッチンのメリット・デメリットは?どんな人におすすめ?
「家事動線の良い間取り」にするためのポイントは?実例もご紹介
「FPの家」でダイニングとキッチンを横並びにした事例
「FPの家」で横並びのダイニングキッチンを取り入れたご家庭をご紹介します。
こだわりのガレージがある家
アイランドキッチンとダイニングテーブルを横並びにしたレイアウトです。
「食べたらすぐに片付けられるように」と、配膳や片付けなど食事に関わる一連の動作が最短距離でできるように工夫されています。
建築家が建てた平屋住宅
各スペースでリビングを囲んだ回遊性の高い間取りが特徴の家で、横並びのダイニングキッチンもその工夫の1つです。
キッチンとダイニングを直線状に配置し、キッチンの背面には収納棚、奥にはパントリーを設置し、収納力もたっぷり。
そこにつながるダイニングテーブルを含め全てオリジナル仕様となっており、機能性も重視したご夫婦のこだわりが見てとれます。
ダイニングとキッチンを横並びにするメリット
ダイニングとキッチンを横並びの配置にするメリットは大きく分けて3つあります。
【1】食事に関わる家事動線が最短になる
食事の準備や片付けでは、キッチンとダイニングを何度も往復します。
ダイニングとキッチンが横並びだと、調理・配膳・後片付けなどで移動する距離が最短になって便利に!
家事動線が効率的、機能的になって、家事をしやすくなります。
【2】ダイニングとキッチンを統一感のあるコーディネートにできる
ダイニングとキッチンがつながり、1つの空間としてより統一感を持たせたインテリアコーディネートがしやすくなります。
色や素材、質感を合わせたり組み合わせたりすることで、デザイン性の高いおしゃれなダイニングキッチンにできるでしょう。
【3】広いリビング空間を確保できる
ダイニングとキッチンを1つの空間とすることで、両者をつなぐスペースや重複するムダなスペースを減らせます。
ムダなスペースを減らすと移動が楽になるのはもちろん、余ったスペースをリビングに配分し、ゆったりとした広いリビングを確保できます。
ダイニングとキッチンを横並びにするデメリットはある?
ダイニングとキッチンを横並びにすると、ダイニングキッチンのスペースや動線は横長になります。
たとえば、ペニンシュラキッチンなどキッチンの一方の端が壁の場合、キッチン側からリビングへ行くにはキッチンとダイニングをぐるりと回りこむ必要があり、かえって生活動線が長くなってしまう可能性も。
その場合には、キッチンとダイニングテーブルの間にスペースをつくる、アイランドキッチンを採用する、ペニンシュラキッチンの壁の向こう側に通路をつくるなどの工夫をすることで、回遊性が出て移動がしやすくなりますよ。
また、ダイニングとキッチンがひと続きの空間になるため、来客時などにダイニングからキッチンが見えやすいのもデメリットの1つ。
キッチン周りに腰壁をつくるなど、手元が丸見えにならないような工夫をしておくと安心です。
ダイニングとキッチンを横並びにする際に注意すべきポイント
ダイニングとキッチンを横並びにするレイアウトを取り入れる場合は、ダイニング周りの通路幅に注意を!
キッチンの出入りでダイニングテーブルの後ろを通ることが多いので、ダイニングテーブルに人が座っていてもストレスなく通り抜けられる通路幅が必要です。
また、全体の間取りや使い勝手として、ダイニングとキッチンを横並びにできるだけのスペースがあるのか、キッチンからリビングまでの動線が悪くないかも事前にしっかりシミュレーションしたうえで、レイアウトを考えるようにしましょう。
ダイニングとキッチンを横並びにして家事動線を効率的に!
ダイニングとキッチンを横並びにするレイアウトは、キッチン・ダイニング間の移動距離を最短にして家事動線が効率的になります!
ダイニングキッチンをひとつながりの空間とすることで、より統一感を持たせたコーディネートをしやすくなりますし、節約したスペースをリビングに配分して、リビング空間を広くとれるのもメリットです。
一方、ダイニングキッチンが横長のレイアウトになるため、アイランドキッチンを取り入れるなど回遊性や動線への配慮をしないと、逆に生活動線が悪くなってしまう可能性も。
キッチンからの移動でダイニングテーブルの後ろを通ることも多いので、通路幅の確保についてもしっかりシミュレーションしましょう。
「FPの家」では、さまざまなライフスタイルや希望の暮らしにあわせた家づくりをご提案。
ダイニングを横並びにするような、家事動線にこだわった間取りもご相談ください!
実際に 「FPの家」にお住まいのお客様の生の声もたくさんご紹介していますので、ご興味のある方は、ぜひ一度お問い合わせくださいね。