家づくりの知識

2022.08.18

書斎に必要な広さとは?広さ別に特徴やメリットをご紹介!

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働き方やライフスタイルの変化、おうち時間が増えたことなどから、自宅に書斎をつくりたいという人が増えています。

 

書斎をつくるには家が広くないと難しい?

いいえ、そんなことはなく、意外に小さなスペースでも書斎はつくれます!

 

今回のコラムでは、書斎の広さについて解説。

書斎に最低限必要な広さや、書斎のタイプ、広さ別の特徴やメリット、快適な書斎をつくるためのポイントなどをご紹介します。

 

書斎とは?どんなタイプがある?

書斎とは、自宅で書き物や仕事、読書、ちょっとした作業などをするためのスペースです。

 

最近はテレワークや在宅勤務などが一般化したり、自宅時間を楽しむ機会が増えたりしていることから、書斎の需要が高まっています。

仕事や作業をする以外にも、自宅での趣味や自分の時間を楽しむスペースとして活用するケースもあります。

 

「書斎」というと、デスクや収納を入れた個室を思い浮かべるかもしれませんが、最近の書斎はそうとは限りません。

個室タイプも含めた、3つの書斎のタイプをご紹介します。

 

個室タイプ

扉を閉めてしっかりと独立するタイプの書斎です。

 

生活空間から切り離せるので、オンオフを切り替えて仕事や作業に集中できます。

生活音や家族の声などが入りにくいので、仕事のweb会議や仕事道具・情報のセキュリティ管理もしやすいです。

 

オープンタイプ

専用の個室をつくるのではなく、リビングや寝室、共有スペースの一角にデスクなどを置いて、書斎スペースとしたものです。

専用の部屋を確保しなくてもよいのでつくりやすく、少ないスペースを活用しやすいです。

 

家事や育児の合間や、家族の様子を感じながらちょっとした作業をするのに向いています。

 

オープンタイプの書斎は、「スタディスペース」と呼ばれることも。

詳しい特徴やメリットは「スタディスペースにおすすめの間取りや設置するポイントを確認!」のコラムでもご紹介していますよ。

 

半個室タイプ

リビングなどに書斎スペースをつくり、壁や収納家具などで間仕切りをして空間の区別をつくっているタイプです。

個室タイプとオープンタイプの中間といえるでしょう。

 

ほどよく家族の気配を感じつつも、空間を仕切っているので集中しやすいです。

完全な個室ではないので、狭いスペースでも圧迫感を感じにくいというメリットもあります。

 

 

書斎に最低限必要な広さは1畳!

「家が広くないと書斎をつくるスペースがないのでは?」と思いがちですが、実は最低限1畳あれば書斎は可能!

 

限られた敷地の中でスペースを振り分けるので、リビングや子ども部屋などほかの生活空間を圧迫しない間取りが求められる傾向が強いです。

 

1畳というと小さなスペースに感じますが、必要最低限のものを置いて作業をするには十分。

コンパクトなデスクやイス、プリンターなどが配置できます。

 

ムダなものを置けないのでかえって整理整頓や掃除がしやすいですし、狭い場所の方が集中できるという人も多いでしょう。

 

リビングや寝室、ダイニングの一角に設けるオープンタイプの書斎なら、デスクとイスを置くだけで書斎スペースに早変わり!

小さなスペースも活用しやすく、圧迫感も感じにくいですよ。

 

 

 書斎の広さ別に特徴やメリットをご紹介

スペースに余裕があるならもう少し大きな書斎にしても良いですね。

もう少し広い2畳、3畳、4畳以上の書斎にした場合の特徴やメリットをご紹介します。

 

2畳

2条の書斎なら、デスクとイスに加え、デスクの反対側にも収納や本棚を置くスペースがあります。

間取りによっては幅180cmのデスクも置けるので、作業性にも余裕があります。

 

3畳

在宅勤務で書斎にいる時間が長い人や、仕事以外にも趣味を楽しむスペースとして活用したい人は、3畳以上の広い書斎もおすすめ。

3畳の広さがあれば、L字型の大きなデスクを置いたり、デスクセット以外にも大きな本棚や趣味の道具を置く棚などを設置したりするスペースも十分にあります。

 

4畳以上

4畳以上の広いスペースなら、デスクセットのほかにソファやテーブルを置くことも可能。

仕事や作業で疲れたときには、ソファでホッとひと休みなんて使い方も。

 

家族で一緒に勉強や読書、作業をする場所としても、空間にゆとりをもって活用できます。

 

 

新築で快適な書斎をつくる際のポイントは?事例も確認

新築で快適な書斎をつくるために大切なのは、書斎をつくる目的を明確にすることです。

 

「書斎で何をするのか」「 どんな用途で使うのか」によって、必要な広さや設置する場所、タイプ、設備などが決まってきます。

 

1人で集中して仕事をするなら狭くても良い場合が多いですが、空間は仕切られていた方が良いでしょう。

家族で一緒に使いたいなら広さが必要、家事の合間にちょっとした作業をするならリビングやキッチンの一角につくった方が使いやすくなります。

 

個室にするならもちろん、オープンタイプや半個室タイプであっても、生活スペースとのメリハリをつけた方が集中しやすく、書斎として使いやすいです。

パーテーションや収納家具で間仕切りをしたり、デスクやパソコンの向きを工夫したりして、生活感が目に入らないようにしましょう。

web会議などをする場合は、背景にも注意が必要です。

 

また、デスク周りはパソコンやプリンター、携帯電話の充電などコンセントを使う電子機器が多いので、新築のタイミングであれば、必要なコンセントの数や設置場所などもぜひしっかり検討してみてください。

 

「FPの家」でも書斎を取り入れたプランはたくさん!

書斎をつくったプランの事例をご紹介します。

 

自らプランニングした理想の高性能住宅

「FPの家」の加盟工務店に務めるご主人が、自らプランニングして進めた家づくり。

ご家族のアイデアが家事動線や間取りの随所にちりばめられており、遊び心と機能性を兼ね備えた素敵な住まいが完成しました。

 

書斎は1.5畳の個室を設置。

壁紙や造作棚などに拘りがあり、雰囲気も明るく、仕事や勉強をするスペースとして活用されています。

 

求めていた理想を叶えてくれた住まい 

細部に至るまで自由設計の対応力に惹かれて、「FPの家」での家づくりを決めたご家族。

 

家族のコミュニケーションを大切にして、2階に上がってすぐの場所に家族で使えるオープンタイプの書斎(ファミリースペース)を設置しました。

カウンターのような横長の勉強机と本棚を配し、子どもが勉強したり大人が仕事をしたりと、家族が一緒に使えるスペースになっています。

 

 

書斎の広さは1畳あればOK!目的に合わせて考えよう

ライフスタイルが変化し、在宅勤務、テレワークなどが増えたり、自宅で過ごす時間が増えたりしていることから、自宅に書斎が欲しいというニーズが高まっています。

従来の書斎は個室のイメージがあるかもしれませんが、最近は生活空間の一角につくるオープンタイプや間仕切りなどで空間を区切る半個室タイプも増えています。

 

書斎は、最低限1畳の広さがあればつくれますよ!

狭い空間はかえって集中しやすく、余計な荷物が増えづらいので整理や掃除がしやすいというメリットもあります。

オープンタイプや半個室タイプなら、狭いスペースを活用して設置もしやすいです。

 

2畳、3畳、4畳以上の広い書斎なら、デスクセット以外にも趣味の道具を置く場所やくつろぐ場所をつくったり、家族で一緒に勉強や作業をしたりもできますね。

 

新築に書斎をつくるなら、まずはその書斎で何をするのか、書斎の使い方や目的をはっきりさせましょう。

書斎の使い道によって、広さや設置場所、設備などがおのずと決まりますよ。

 

快適で住み良い家を建てるなら、お気軽に最寄りの「FPの家」加盟店にお気軽にお問い合わせください。

後悔のない家づくりのために、不安や疑問に分かりやすくお答えします!

 

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