新築を建てる際には、家具も新たに購入することが多いと思います。
せっかくの新築ですから、理想の住まいを実現できるように家具をコーディネートしたいものですよね。
そこで今回のコラムでは、新築で家具を選んだりコーディネートしたりする際のコツをご紹介します。
家具を選ぶときに意識しておきたいポイントや注意点のほか、人気のインテリアスタイルもお伝えします。
目次
新築の家具選び・コーディネートのコツは?
新築のインテリアコーディネートはどのようにしようか……夢が広がりますよね。
新築への引っ越しを機会に家具を新たに購入するけれど、何を選べば良いか迷ってしまうという方も多いのではないでしょうか。
そんなときには、以下のようなポイントを押さえながら考えてみましょう。
- 内装との雰囲気を合わせる
- 部屋の種類や過ごし方から考える
- 予算を決めておく
それでは、それぞれのポイントについて、詳しくご紹介します。
内装との雰囲気を合わせる
壁紙や建具はどんな色で、どんな素材にする予定でしょうか?
どんなイメージで内装を設計していますか?
内装のイメージやテイストに合わせて家具を選べば、空間の雰囲気の調和を図りやすいですし、目指すスタイルによって、色や素材なども絞り込まれていくはずです。
テイストをそろえ、素材や色味も合わせれば、空間に統一感が出て、まとまったコーディネートを叶えやすいです。
部屋の種類や過ごし方から考える
その部屋ではどう過ごすのか、実際に過ごすシーンを想像しながら選ぶことも大切です。
「小さな子どもと一緒にくつろぎたいならソファは低めで肌触りが良い素材がいいかな」「寝室で寝る前に読書をしたいから間接照明を購入しよう」といった具合に考えてみましょう。
ダイニングセットやリビングテーブルとソファのセットといった大きな家具にこだわりがある場合は、先に家具を決めて、それに合わせて部屋の間取りや内装を決めるという方法もあります。
建物の設計中のタイミングでインテリアコーディネートを考え始めれば、お気に入りの家具を中心に部屋をつくり上げていくことができるでしょう。
予算を決めておく
家具選びにおいて「予算」も重要。
予算オーバーで欲しい家具が買えなかった! なんてことのないように、家づくりの予算を立てる際に家具についても大まかな予算を一緒に計上しておきましょう。
新築だからといってすべて新しい家具にするのではなく、今使っている家具を新居に持っていくという選択肢もあります。
または、新築と一緒につくる造り付けの家具にすれば、建築費の一部として住宅ローンに含めることも可能です。
部屋の広さや間取り、雰囲気にぴったりの造り付け家具なら、コーディネートも機能性もばっちりでしょう。
新築の家具選びやコーディネートの参考に!人気のインテリアスタイルもご紹介
インテリアコーディネートで、人気のあるスタイルをご紹介します。
基本のインテリアスタイルを参考にしながら、自分の好みのコーディネートを考えてみましょう。
シンプルテイスト
同色系でまとめるシンプルですっきりしたスタイルです。
白やベージュなど明るい色をベースにすると明るく開放的に、グレーやブラウン、黒などでまとめるとシックな雰囲気になります。
反対色を差し色として使って、アクセントにするのも素敵でしょう。
色数を抑えるとまとまりやすいです。
ナチュラルテイスト
木の木目や植物の緑、アースカラーなどを取り入れた、温かみのある優しい雰囲気のスタイル。
天然木材や麻、綿など、木目の素材感を生かすのもおしゃれです。
柔らかい色使いが似合います。
モダンテイスト
スタイリッシュにまとめたおしゃれなスタイル。
丸みの少ないシャープなデザインの家具や、物を減らして空間に余裕を持たせた配置などが特徴です。
家具やクロスのイメージを和風にすると、和モダンにも。
ヴィンテージテイスト
レンガやコンクリート素材、使い込まれた風合いの家具などを取り入れるスタイル。
おしゃれで味のある雰囲気の部屋になります。
色は黒や濃いブラウンなどがよく使われ、レザー、アイアンなどの素材もマッチします。
素敵なインテリアコーディネートの「FPの家」を紹介
新築に好みの家具を置いて、素敵にコーディネートしているご家族の声を紹介します。
壁一面に壮観な本棚のある洋館風住宅
奥さまがイメージする「昭和初期の洋館風」に合わせて、外観はもちろん、内装やインテリア、備品、雑貨にいたるまでこだわったコーディネート。
さらに、和室は京都の高級旅館をイメージ、お風呂は坪庭付きと、それぞれの空間でイメージした雰囲気を実現しています。
そして中でも目を奪われるのは、吹き抜け空間の床から天井まで壁一面の本棚。
ご夫婦も「自分の家ながら壮観です」と、笑顔でお話しされていました。
これだけの大空間を設けられたのも室内の温度ムラをつくらない「FPの家」ならではの性能があったため。
住宅性能は時にインテリアを含めプランニングにまで影響を及ぼすということです。
広い土間が繋ぐアトリエのある住まい
シンプルな住まいをイメージして建てられた「FPの家」。
極力物を置かず、白い壁と配色を減らしたシンプルスタイルのコーディネートは、開放感のある洗練された住まいを演出しています。
また、キッチンには奥さまが一目ぼれしたアンティーク家具を配置。
これを導入することを前提に設計したというこだわりよう。
ブラウンの木目が、シンプルなアイランドキッチンをさらに引き立てています。
型にはめない本当の自由設計ができる「FPの家」だからこそ叶えられた一例です。
カメラマンとアートルーム主催というご夫婦のセンスが光るコーディネートになっています。
新築のインテリアコーディネートで失敗しないためには?
カタログやサンプルを見て家具を選ぶこともあるかと思いますが、できるだけ実物を見て判断することをおすすめします。
なぜなら、カタログで見ているのと実際に見るのでは、サイズ感や色味、雰囲気などの印象が異なるケースがあるからです。
「実物を部屋に配置すると、思った以上に圧迫感があった」なんてことのないように、インテリアショップやショールームで確認した上で購入しましょう。
また、色に関しても、同じ色でもメーカーなどによって色味が微妙に異なるケースもあります。
同じ色でそろえたつもりが並べてみると色が微妙に違ったり、同じウッド系の素材でも木目の雰囲気が違ったりすると、違和感が出てしまうこともあるので注意しましょう。
新築で理想の住まいに!家具のコーディネートのコツを知ろう
新築では家具も一新して素敵にコーディネートしたいですよね。
新築での家具選び、コーディネートのコツは、内装との雰囲気を合わせて全体の統一感を出すことです。
目指すテイストやスタイルを決めれば、おのずと家具の色や素材も絞り込まれてきます。
その部屋でどう過ごすのかを想像しながら、必要な家具や配置を考えていきましょう。
インテリアコーディネートで人気のスタイルには、シンプル、ナチュラル、モダン、ヴィンテージなどがあります。
人気のテイストを参考に、自分好みのコーディネートを考えてみてください。
家具を購入する際には、カタログやサンプルだけで決めず、インテリアショップで実際の色やサイズを確認してから購入するのが失敗を防ぐポイントです。
快適で住み良い家を建てるなら、お気軽に最寄りの「FPの家」加盟店にお気軽にお問い合わせください。
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