家づくりの知識

2022.02.11

カビの生えない家の特徴とは?カビの生えやすい場所や健康被害も解説

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水回りや窓の周りなど、気づけばカビが生えていることはありませんか?

 

家にカビが生えてしまうと、見た目が悪いのはもちろん、健康や住宅性能にも悪影響が出てしまうこともあるので要注意!

 

今回のコラムではカビの生えない家を目指すため、カビが生える原因やカビの生えない家の特徴を解説します。

カビの生えやすい場所やカビを防ぐための対策などもお伝えしますので、気をつけてみてくださいね。

カビ 壁

 

 

家にカビが生える条件とは?カビによる健康被害を知ろう

カビは、温度・湿度・カビの栄養の3つの条件がそろうと生えやすいといわれています。

 

とくに以下のような環境だとカビが繁殖しやすくなってしまいます。

  • 温度:15~30℃
  • 湿度:70%以上
  • 栄養:食べかすなどのゴミ、ホコリ、ダニなど

 

温度が高く、ジメジメとした湿気があり、掃除が不十分だとカビが生えやすいということですね。

 

カビは、アレルギー症状の原因のひとつ。

カビの胞子を吸い込んで呼吸器疾患や結膜炎、鼻炎などを起こしてしまうこともありますよ。

 

住宅で使用されている化学物質や、室内のカビ・ダニ・ホコリなどを原因とした健康被害は、総称して「シックハウス症候群」と呼ばれています。

 

シックハウス症候群は、呼吸器や皮膚のアレルギー症状、頭痛、めまい、吐き気、倦怠感などさまざまな症状が起こる可能性があります。

安心してくつろぐための住まいで、アレルギー症状や健康被害に悩まされてしまうとしたら大変なことです。

 

シックハウス症候群については、こちらのコラムでも詳しくご紹介していますのでぜひご覧ください。

健康住宅とは?得られるメリットや健康で快適に暮らせる家もご紹介

 

 

カビの生えない家にするための対策は?生えやすい場所もチェック!

カビの生えない家にするためには、先ほどご紹介した「温度・湿度・カビの栄養」の3つの条件の対策をすることが大切。

 

快適に過ごすためにも温度を15℃以下にするのは難しいですが、室内の温度差をなくすことで、結露を防いで湿気を抑えることができます。

 

また、湿度をコントロールするためには、換気や除湿が重要。

たまった湿気や、結露による水分はカビにつながってしまいます!

しっかり換気をして、湿気や汚れを含んだ空気をきれいな空気に入れ替えましょう

 

除湿機能などを利用して除湿をしたり、空気を循環させることで湿気が一カ所にたまらないようにしたりと、工夫することも大切です。

 

さらに、こまめに掃除をしてカビの栄養となるゴミや汚れ、ホコリなどを取り除きましょう。

 

なお、以下のような場所はとくにカビが生えやすいので注意してください。

 

水回り

キッチンやお風呂、トイレなどの水回りは、常に湿気があるのでカビが生えやすい環境にあります。

生ゴミや、水アカ、汚れなどが蓄積すると、それを栄養分としてカビが繁殖してしまいます。

 

室内と室外で7℃前後の温度差があると、結露が発生しやすいといわれています。

 

特に窓は開口部で外気の影響を受けやすいため、室内との温度差から結露ができやすく、その湿気によりカビが生えやすいです。

 

窓の周りはもちろん、「壁内結露」が発生してしまう可能性もあります。

壁の中に発生する「壁内結露」は見えないので気づくことができませんし、結露をふき取るなどの対処もできません。

 

壁内結露が発生するとダニやカビの原因となって健康被害を引き起こすほか、断熱材を劣化させて断熱性を低下させたり、家の柱や土台を腐らせて住宅性能や家の寿命を低下させたりしてしまいます。

 

押入れやクローゼットの中

収納スペースの内部は、風通しが悪いので湿気がたまりやすいです。

暖房が届かずに室内と温度差ができて結露したり、掃除が行き届かずホコリがたまりやすかったりするため、カビが生えやすくなってしまいます。

 

大きな家電や家具の裏側

家電や家具の裏側も空気がこもり、ホコリがたまりやすい場所です。

意識的な換気や気をつけて掃除をしていないと、「気づいたときには壁にカビが生えていた!」なんてことになりかねません。

 

 

カビの生えない家の特徴は?健康な暮らしを叶える「FPの家」をご紹介

カビの生えない家には、家の中に温度差がない、計画的に換気がされ湿気がこもらないといった特徴があります。

 

断熱性が高く温度差が少なければカビの原因となる結露を防ぎますし、計画換気で室内は常にきれいな空気に。

併せて断熱性や換気の効果をしっかり確保するためには気密性も非常に重要になります。

 

その観点からも「FPの家」は、「カビの生えない家」の特徴を押さえています!

 

「FPの家」では、グラスウールの2倍の断熱性を持つ湿気や水に強い硬質ウレタンを使用した「FPウレタン断熱パネル」を用いて徹底した気密施工を施しているので、室内はもちろん、壁内結露を防ぐことができます。

 

また、お客様に引き渡す前には気密測定を行い、基準をクリアするまでは引き渡しをしないという厳格なルールも設けているので安心です。

 

加えて、24時間計画換気で室内の空気を絶えず循環させ、湿気や汚れた空気を屋外に排出することで常にきれいな空気を保ち続けます。

こちらも完成時に風量測定を実施し、計画換気が正しく働いていることを確認してから引き渡しをおこなっています。

 

「FPの家」でカビに悩まない家を新築したご家族の声をご紹介

カビの悩みが少ない「FPの家」を新築したお客様の事例をご紹介します。

 

結露から解放された快適な家

以前住んでいたマンションは結露がひどく、北側の部屋はほとんど使えない状態で、「カビがひどかった」「冬は毎朝、結露を拭く作業が大変でストレスだった」と話されたご夫婦。

FPウレタン断熱パネルによる結露対策や、耐震性能に魅力を感じて「FPの家」での家づくりを決断されたといいます。

 

「FPの家」に引っ越してからは、日課となっていた結露を拭く作業が一度もなく、室内で湿気を感じることさえないよう。

 

夜は快適にぐっすり熟睡、家の中では気管支のトラブルも減り、つらい花粉症の症状も感じなくなったと喜ばれています。

 

 

カビの生えない家は、室内の温度差と湿度のコントロールがカギ!

温度や湿度が高く、ホコリやゴミなどカビの栄養となるものが多い家は、カビが生えやすくなってしまいます。

 

家にカビが生えると、見た目が悪いだけでなく、アレルギー症状など健康への悪影響や、柱や土台が腐って住宅の寿命が縮まってしまうことも。

大切な住まいですから、健康に快適に、そして長く安心して暮らせる環境を整えたいものです。

 

カビの生えない家にするためには、温度と湿度のコントロールが重要。

断熱性と気密性の高い住宅なら、室内の温度差を抑えて結露を防ぐことで湿気を抑えることも可能です。

計画的な換気で湿気のある空気をしっかり入れ替えるためにも大切なポイントです。

 

カビの生えない家を目指すなら、お気軽に最寄りの「FPの家」加盟店にお気軽にお問い合わせください。

後悔のない家づくりのために、不安や疑問に分かりやすくお答えします!

 

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