家族の健康と住環境には大きな関係があります。
近年は、健康で快適に暮らせるよう工夫をされた家を「健康住宅」と呼び、注目が集まっています。
今回のコラムでは「健康住宅」について解説します。
健康住宅の特徴やそのメリット、まさに健康住宅である「FPの家」の特徴についてもご紹介しますね。
目次
健康住宅とはどんな住宅?得られるメリットも
健康住宅とは、厳密な定義があるわけではないですが、シックハウス症候群の原因となる化学物質への対策がされており、さらに室内の温度差をなくすことで、一年中快適に過ごせるような対策などをとっている住宅のことを指すと考えます。
暑さ・寒さといった室内の温度変化から起こる健康問題などに悩むことなく、快適に、そして健康に過ごすことができる住まいは誰もが求める理想ですよね。
長い時間を過ごす家の環境は、住む人の健康にも大きな影響を与えます。
【住環境が原因で起こり得る健康への悪影響】
- 建材に使われた化学物質によるアレルギー症状(シックハウス症候群)
- 室内の温度差や温度変化から起こる体調不良(風邪、熱中症、冷房病など)
- 室内の急激な温度変化で血圧が大きく変動することによって起こる健康被害(ヒートショック)
- 結露を原因とするカビ、ダニによるアレルギー症状
こういった体調不良は、住環境を整えることでその原因を取り除くことができます。
健康住宅では、以下の対策や工夫がされています。
- 有害物質を含まない天然の素材を使う
- 住まいの断熱性・気密性を高めて温度差をなくす
- 換気設備を取り付け、適切な換気を行う など
化学物質をできるだけ排除することで、空気中に揮発する有害物質を減らし、アレルギー症状を軽減。
住まいの断熱性と気密性を高めることで、室内の温度差が少ない快適な暮らしを叶えることが可能です。
夏は涼しく、冬は暖かく過ごせることは、体への負担も少なく済みます。
外気の暑さ寒さを遮断し温度差がなくなると結露も防げるので、結露によるカビやダニも減らすことができますよ。
結露やカビが少ないことは、住宅の寿命を伸ばすことにもつながるんです!
結露について詳しくは、「結露の仕組みを知って防ごう!結露やカビを発生させない対策とは」をご確認くださいね。
また、換気設備を取り付けることはもちろんですが、計画的な換気をすることで室内の汚れた空気を定期的に入れ替え、いつでもきれいな空気の中で生活できる環境づくりが大切です。
住宅の換気については、下記のコラムで詳しくご説明していますので、あわせて参考にしてみてくださいね。
健康住宅で義務化された「シックハウス対策」も確認!
シックハウス症候群とは、住宅の建材や家具、接着剤などに含まれる化学物質などに反応して起こる体調不良のこと。
呼吸器疾患、皮膚のアレルギー症状、頭痛、めまい、吐き気、倦怠感など症状はさまざまです。
シックハウス症候群は、接着剤や防腐剤、塗料などに含まれる化学物質が揮発したもののほか、カビの胞子やダニ、ホコリなども原因のひとつです。
設備が多様化したために揮発する物質が増えたうえに住宅の品質が向上して気密性が高まったことにより、換気が不十分だと室内に滞留する状態が高まりシックハウス症候群に悩まされてしまう方が増えたといわれています。
そのため2003年には建築基準法に基づき、新築におけるシックハウス症候群対策が義務付けられています。
シックハウス対策の規制を受ける化学物質は、クロルピリホス、ホルムアルデヒドです。
シックハウス対策に係る規制には「クロルピリホスに関する規制」があり、居室を有する建築物にはクロルピリホスを添加した建築材料の使用を禁止することが定められています。
また、「ホルムアルデヒドに関する規制」に関しては、「内装の仕上げの制限」「換気設備の義務付け」「天井裏などの制限」の3つがあり、ホルムアルデヒドを発散する建材の面積制限や、原則として全ての建築物に機械換気設備の義務付けなどが定められました。
ただし、健康に影響を及ぼす可能性がある化学物質は上記の2つだけではありません。
どのような建材が使用されるのか、しっかりとハウスメーカーや工務店に話を聞き、ご自身にとっての「健康住宅」を実現できるかどうか判断しましょう。
もちろん、化学物質だけではなく換気性能や断熱性・気密性も含めて検討することが大切。
汚染された空気が室内に溜まってしまったり、結露によるカビなどが発生してしまっては、化学物質によるシックハウス症候群は避けられても、健康を害してしまう可能性があります。
健康で快適に暮らせる「FPの家」の特徴
高いレベルでの高断熱・高気密・計画換気の3つを備えた「FPの家」は、健康で快適な暮らしを叶える健康住宅です!
断熱性が高く水や湿気に極めて強い「FPウレタン断熱パネル」を使用し徹底した気密施工を施すことで、室内の温度差が少なく、どの部屋でも一年中快適に暮らせる環境を創造します。
冬も家中が暖かく快適で、風邪などの体調不良にもなりにくいという声も多数いただいています。
換気は独自の換気システムにより、24時間計画換気。
室内に漂うホコリや花粉、臭いのもとなどと同時に湿気も排除するので、結露の発生も抑えます。
結露が発生しない家は、カビやダニの発生を防ぎ、アレルギー症状が起こりづらいですし、建物が傷む「壁内結露」も防ぎます。
「FPの家」を新築して、アレルギーやアトピー、ぜんそくの症状が改善したというお声も。
長く暮らす大切な家だからこそ、健康で快適に暮らせる高品質な住宅を選びたいですね。
健康で快適な「FPの家」に住むご家族の声をご紹介
健康で快適な「FPの家」を新築されたお客様の事例をご紹介します。
体調改善のために始めた家づくり
ご家族が以前住まわれていたのは、古い一戸建ての住まい。
室内外の温度差がほとんどない環境で、夏は暑く、冬は寒いうえに、大量の結露が発生し、本棚の裏一面にカビが生えてしまう部屋もあったそうです。
奥さまは花粉症、お子さまもアレルギーやアトピー性皮膚炎などに悩んでおり、「家族の体調不良は住環境に原因があるのでは?」と、家づくりを考えたとか。
家づくりについて勉強するうち、高断熱・高気密の家が健康に良いことを知り、工務店さんに誘われた工場見学を経て「FPの家」に決めたといいます。
「FPの家」で暮らすようになってからは、家中どこの場所でも寒暖の差さもなく、ぐっすり眠れるようになり、健康を取り戻しました。
結露も発生しないので、カビやダニといったアレルゲンも減り、奥さまの花粉症や、お子さまのアレルギーやアトピー性皮膚炎の症状も改善したそうです。
健康住宅とは、家族が快適・健康に暮らせる工夫が詰まった住宅
住環境は、家族の健康に大きな影響を与えます。
シックハウス症候群の原因となる化学物質への対策、室内の寒暖差をなくすなど、快適に暮らせる工夫が詰まった「健康住宅」が注目を集めています。
建築基準法でも、シックハウス症候群への対策が義務付けられています。
また、室内の温度差による結露が原因のカビ、ダニによるアレルギー症状や体調不良、化学物質によるシックハウス症候群などを防ぐためには、繰り返しになりますが高断熱・高気密・計画換気の3つの要素が重要です。
「FPの家」は、高断熱な「FPウレタン断熱パネル」を使用し、徹底した気密施工で室内の温度差が少なく、さらに独自の24時間計画換気で一年中快適・健康な家づくりを実現!
「FPの家」を新築して、気になっていた不調が改善したというお声もたくさんいただいています。
快適で住み良い家を建てるなら、お気軽に最寄りの「FPの家」加盟店にお気軽にお問い合わせください。
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