注文住宅にかかる期間は？できるだけ早く完成させるコツや注意点も

　 　　

間取りや設備、デザインなどの住宅プランを自分で決められるのが魅力の注文住宅。

ただし、土地探しやプランニングから家づくりがスタートするので、注文住宅の完成までには時間がかかります。

 

そこで今回のコラムでは、注文住宅にかかる期間を解説！

注文住宅を建てる工程とそれぞれにかかる期間、注文住宅をスムーズに完成させるためのコツなどもご紹介します。

 

注文住宅を検討している方は、ぜひご覧ください。

 

注文住宅にかかる期間は？完成までの流れ

注文住宅の計画から完成・入居までにかかる期間は、6～17カ月（1年5カ月）程度が一般的といわれています。

土地を探して、工務店や住宅会社を決め、希望を反映したプランをつくり……、土地探しに時間がかかったりプラン設計にこだわったりする場合は、2年近くかかるケースも。

 

では、どんな工程にどのくらいの期間がかかるのか、一般的な例をご紹介します。

 

①情報収取・予算決め【1～6カ月】

まずはどんな注文住宅にしたいのか情報収集からスタート。

インターネットや住宅情報誌などをチェックして、理想の家のイメージを具体的に固めていきます。

 

また、資金についても大まかな予算を立てておきましょう。

住宅ローンを利用するなら、年収や可能な返済額から借入可能額を算出するシミュレーターなども利用してみてください。

 

②工務店・住宅会社選び、土地探し【3～6カ月】

希望の家のイメージが固まったら、次は家づくりを依頼する会社選びです。

インターネットや住宅情報誌などで気になる工務店や住宅会社の資料請求をしたり、住宅展示場に足を運んだりして絞り込んでいきます。

 

いくつかの候補に絞り込めたら、希望を伝えてプランと見積もりを作ってもらいましょう。

複数の会社に同じ条件で見積もりを作ってもらい、比較検討すると良いですよ。

 

家を建てる土地を持っていない場合は土地探しも平行して行います。

 

土地によって建てられる家の条件が変わる場合もあるので、土地が決まらなければ具体的な家づくりが進みません。

不動産会社に依頼して探してもらうほか、工務店や住宅会社が探してくれたり、土地を持っていたりすることもあるので相談してみてください。

 

こちらのコラムでモデルハウス見学時のポイントをご紹介しておりますので、あわせてご参考ください。

モデルハウスを見るポイントは？持ち物や見学する際の流れも確認

 

③プラン打ち合わせ、契約、住宅ローン申請【2～6カ月】

土地が決まり、依頼する会社が決まったら、具体的なプランニングに進みます。

間取りや設備、内装など、打ち合わせを重ねて、住宅のプランを固めていきましょう。

プランと見積もりが固まったら、工事請負契約を結び、同じタイミングで住宅ローンの本申請も行います。

 

打ち合わせの流れやコツは「注文住宅の打ち合わせの回数や流れを確認！注意点やコツも知ろう」のコラムでも詳しくご紹介しています。

 

④建築工事【3～8カ月】

設計プランや住宅の規模、工法などによって工事期間は異なります。

一般的にRC造（鉄筋コンクリート）より、鉄骨造や木造の方が工期は短いです。

 

「FPの家」の工事期間は一般従来物件より短い

「FPの家」は独自のFP軸組工法を採用しており、一般従来物件よりも工期が短いことがメリットの一つ。

 

一般の軸組工法では、概ね面材を張り筋交いを入れるなどして下地材を完成させ、そこにグラスウールを充填するという流れになります。

一方、FP軸組工法は、工場で一貫製造された高密度のウレタンが充填されたFPウレタン断熱パネルを現場に搬入し柱の間に組み込むという方法。

 

もちろん現場環境や家の大きさによって多少差はありますが、壁を作る工程を一度に済ませられるので、FPパネルを構造体に組み込む「棟上げ」の工程は僅か1日で完了します。

 

⑤完成・引き渡し・入居【1カ月】

完成後は竣工検査を行い、問題がなければ引き渡しとなります。

引き渡しと同時に登記手続きを行い、住宅ローンも融資実行となります。

 

 

注文住宅をできるだけ早く完成させるコツと注意点

注文住宅はこだわればこだわった分だけいくらでも時間をかけられるもの。

しかし、予算との兼ね合いもあり、100％理想を実現できるとは限りません。

 

そんな中で、注文住宅づくりをできるだけスムーズに進めるための2つのコツをご紹介します。

 

こだわるポイントの優先順位を決めておく

叶えたい理想はたくさんあっても、全てを希望通りにできるわけではありません。

こだわりたいポイントは「絶対に譲れない」「妥協しても良い」などの優先順位を決めておくと、プランニングがスムーズに進みます。

家族でもイメージや意見を共有しておきましょう。

 

もし家族で意見が分かれてしまってまとまらないときには、「メインで使う人の意見を優先する」「多数決で決める」などのルールをつくっておくと、スムーズに決めやすいです。

 

スケジュールを決めておく

「いつまでに新居に引越す」という期限を決めて、逆算して家づくりのスケジュールを組んでおきましょう。

各工程の期限を大まかにでも決めておくと、期間が長くなりすぎず、スムーズに進められます。

 

特に土地探しは時間がかかりがちな工程。

予算と希望を100％満たす土地を見つけるのは難しいものだと思っておきましょう。

 

希望のエリアが限定されていると空いた土地が出てくるまで待たなくてはいけなくなるので、複数のエリアで検討し、こちらも期限を決めて探すのがおすすめです。

 

 

注文住宅にかかる期間は一般的に6～17カ月！計画は期限を決めて

間取りや設備などを自由にプランニングできる注文住宅。

注文住宅にかかる期間は一般的に6～17カ月（1年5カ月）程度といわれています。

 

情報収集などの準備に1～6カ月、工務店や住宅会社選び・土地探しに3～6カ月、具体的なプラン作りや契約に2～6カ月、工事に3～8カ月、完成・引き渡しに1カ月程度をみておきましょう。

 

注文住宅はこだわればこだわるほど時間がかかってしまうので、スムーズに進めるためには優先順位と期間を決めておくことが大切。

特に土地探しは時間がかかりがちなので、複数のエリアを候補地として期限を区切って探すと良いですよ。

 

快適で住み良い住宅を建てるなら、お気軽に最寄りの「FPの家」加盟店にお気軽にお問い合わせください。

後悔のない家づくりのために、不安や疑問に分かりやすくお答えします！