注文住宅は間取りや仕様などを自由に決めて建てる住宅。
イチからプランニングする分、打ち合わせの回数も多くなります。
打ち合わせの回数が多いのは大変ですが、希望通りの家を建てるためにも重要なステップです。
今回のコラムではそんな注文住宅の打ち合わせについて、いつ・何回あるのか、どんなことを話すのか代表的な例を解説。
スムーズに打ち合わせを進めるためのコツもご紹介しますので、打ち合わせの前にぜひチェックしてみてくださいね。
目次
注文住宅の打ち合わせはいつ・何回行う?
注文住宅では、家の間取り、建材・資材、設備、外観、内装、外構にいたるまで、概ね一定のアイテムの中からの選択になりますが、全て自分たちで決めることができます。
決めることが多いためしっかりと打ち合わせが必要で、一般的な注文住宅では全部で10~25回程度の打ち合わせが行われます。
回数が多いと感じますか?
希望を反映した家を建て、入居後のトラブルを防ぐためにも、それぞれの打ち合わせはとても大切です!
家づくりでこだわるポイントが多いほど回数が増え、こだわりが少なければ少ない回数で進むこともありますよ。
注文住宅の打ち合わせには、大きく分けて「着工前」「工事中」「完成後」の3つのステップがあります。
着工前の打ち合わせはどんな家にするのかというプランニング、工事中の打ち合わせはプラン通りに進んでいるかの確認と詳細の決定、完成後の打ち合わせは引き渡し前の最終確認が目的となります。
注文住宅の打ち合わせの流れと内容
注文住宅の打ち合わせで具体的にどんな内容を話していくのか、先ほどご紹介した「着工前」「工事中」「完成後」の流れにそってご紹介します。
着工前の打ち合わせ
着工前の打ち合わせでは、予算に合わせて家のプラン作りをします。
間取り、外観のデザイン・建材、設備の種類・仕様・グレード、内装のデザイン・建材、窓の位置、収納スペースの位置、外構デザインなど、決めることはたくさん。
また、予算を決定して資金計画も立てていきます。
住宅ローンを利用する場合は、金融機関や融資額・返済額の決定や申し込みなどを行います。
着工前の打ち合わせは全部で5~15回程度になることが多いでしょう。
注意点
着工前の打ち合わせはどんな家にするかを決めるものなので、一番入念に行われます。
希望をしっかり反映するためにも、希望条件に優先順位をつけ、譲れない条件を明確に伝えておきましょう。
トラブル防止や確認しやすくするためにも、打ち合わせの内容は記録しておくことをおすすめします。
なお、着工前の打ち合わせでプランと見積もりに納得がいけば、工事請負契約を結んで建築工事に進みます。
提案力や提案内容はもちろん、打ち合わせでの対応なども、ハウスメーカーや工務店を選ぶためのチェックポイントになりますよ。
工務店とハウスメーカーの違い、選び方については「工務店の選び方をご紹介!チェックすべきポイントや決定までの流れ」のコラムでも詳しくご紹介していますので、あわせてご覧ください。
工事中の打ち合わせ
工事が始まってからの打ち合わせは1~5回程度行われます。
このタイミングでの打ち合わせ内容は、設計書通りに工事が進んでいるかの確認や進捗状況の報告と、壁紙の色やコンセントの位置といった内装の細かい部分です。
注意点
工事の進捗や状況で疑問点がある場合は、遠慮せずにはっきり伝えましょう。
修正や変更したい点が出てきた場合も同様です。
できるだけ早く伝えたほうが修正範囲を減らせるので、工事期間が延びてしまうことを防げます。
完成後の打ち合わせ
完成後の打ち合わせでは、完成検査と最終確認を行います。
設計図通りの仕上がりになっているか、汚れや傷、不具合がないかなどを確認し、問題がなければ引き渡して完了となります。
完成後の打ち合わせは1~4回程度となることが多いです。
注意点
基本的に完成検査でOKを出したあとは工事のやり直しはできませんので、問題がないかしっかりチェックを。
疑問や不安をすっきり解消して引き渡しを受けられるように、すみずみまで確認しましょう。
少しでも気になるところがあれば、こちらも遠慮せずに担当者へ伝えてくださいね。
注文住宅の打ち合わせをスムーズに進めるコツ
特に着工前の打ち合わせが長くかかってしまうと、なかなか工事を始められず、家づくり自体が長引いてしまいます。
また、ハウスメーカーや住宅会社によっては打ち合わせの期間や回数に上限が設けられていることもあるようです。
「FPの家」を建築する全国に広がる施工会社であれば、家の間取り(プランニング)はもちろん、建材・資材、設備、外観、内装、外構にいたるまで、限られた選択肢の中だけではなく広く選ぶことができるうえに、納得行くまで膝を交えて打ち合わせすることが可能です。
できるだけスムーズに打ち合わせを進めるために、以下のコツを押さえておきましょう。
予算をはっきりさせておく
希望を反映したプランニングができるとはいっても、それは予算内での話。
あらかじめ予算を決めて担当者へ伝えておけば、予算内でできるプランを提案してくれるでしょう。
予算が合わないプランは実現できないので、先に予算を決めてしまったほうが予算に合わせたプランニングをしやすく、時間の短縮になります。
条件の優先順位を決めておく
予算の兼ね合いもあり、希望条件のすべてを実現させることは難しいものです。
そのため、希望や条件を伝える際には優先順位を付けておくのがおすすめ。
絶対に譲れないもの、こだわりたい部分、あまりこだわりがない部分などを明確にしておきましょう。
こだわりたい部分にはしっかり予算と時間をかける、こだわりがない部分はグレードを下げるなど、予算配分にもメリハリをつけて考えられます。
質問や疑問点はリストにまとめておく
「次の打ち合わせであれを聞こう」と思っていても、当日になるとうっかり忘れてしまうものです。
確認漏れ・聞き漏れがないように、質問や疑問はリストにまとめて、打ち合わせまでに準備をしておきましょう。
打ち合わせ内容もノートに記録しておくと、あとからも確認しやすく、「言った」「言わない」などのトラブルも防げます。
「FPの家」は、いただいたご要望に対して熱意を持って対応いたします。
打ち合わせ時は、理想の住まいについて、思いをお聞かせください。
「FPの家」で理想の住まいを実現した事例もたくさんご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
注文住宅の打ち合わせは全部で10回以上!
注文住宅は間取りやデザイン、設備、内装などまで自分で決められるため、決めることが多く、打ち合わせは全部で10〜25回ほどが一般的。
着工前の打ち合わせでは具体的な予算や間取り、設備、外装・内装などのプランを決め、工事中の打ち合わせでは進捗の確認や報告、内装の詳細決定、修正・変更点の確認などを行います。
完成後の打ち合わせでは完成検査とチェックを行い、問題がなければ引き渡しとなります。
注文住宅の打ち合わせをスムーズに進めるためにも、事前に予算や条件の優先順位を明確にしておきましょう。
疑問や質問はリストにまとめ、遠慮せずにすぐに伝えて解消してくださいね。
打ち合わせの内容はノートなどに記録しておくとあとからの確認もしやすく、「言った」「言わない」のトラブル防止にもなります。
快適で住み良い住宅を建てるなら、お気軽に最寄りの「FPの家」加盟店にお気軽にお問い合わせください。
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