家を建てる際には、ぜひモデルハウスで実際の設備を確認して、イメージを膨らませたりしてみてください。
モデルハウスは見るだけでも気分が盛り上がって楽しいですが、楽しむだけではなく、必要な箇所をしっかりチェックしたいものですよね。
そこで今回のコラムでは、モデルハウスをしっかりチェックするために、見るポイントを解説!
モデルハウス見学でチェックすべき部分や見学前に準備しておくこと、持っていくものなどをご紹介します。
目次
モデルハウスで欠かさずに見るポイントは?
モデルハウスとは、工務店や住宅会社などが建設した実物大の展示用住宅で、実際の物件や内装、設備などを確認するもの。
実際の物件で使われる設備や建材、仕様などを用いて建てられており、室内には家具なども配置されているので、実際の生活や動線などもイメージしやすいです。
モデルハウスは、カタログやパンフレットだけでは分からない情報を知ることができます。
近年ではVRで内覧できる等の環境もありますが、モデルハウスは実物に触れて確認できる、家づくりでは欠かせないチャンスのひとつです。
モデルハウスを見学するときに、欠かさず見るべきポイントをご紹介します。
各部屋の配置や広さ
リビング、寝室、子ども部屋、キッチン、お風呂など、各部屋の配置や広さをそれぞれ確認。
広いリビングだと思っても大きな家具を置くと意外に狭く感じることもあるので、家具が置かれているモデルハウスは実際のイメージをつかみやすいのではないでしょうか。
各部屋の配置は、生活動線や家事動線がスムーズであるかをチェック。
特にリビングから水周りへの動線がスムーズだと、家事も効率良く進められるでしょう。
設備
どんな設備が使われていて、使い勝手や使い心地は良いかもチェック。
特にキッチン、お風呂、トイレなどの水回り設備は念入りにチェックしたいポイントです。
キッチンのデザイン、形状、作業代の高さ、浴槽のサイズ、洗面室の広さ、動線、掃除のしやすさなど、実際の生活をイメージしながらチェックしていきましょう。
そのほか、外装、屋根、床材、壁材、照明やコンセントの数、位置などもチェックすべきポイントです。
各部屋の扉や玄関ドアも実際に開け閉めをして、開閉スペースが十分にあるかを確かめておきましょう。
収納
収納の量や大きさが、家族の人数やライフスタイルに合うかをチェックしていきましょう。
ウォークインクローゼットやシューズクローゼットの使い勝手は良いか、棚の位置や奥行きなども含めてイメージしてみてくださいね。
一般的に収納は、全体面積の20%程度あると良いといわれています。
収納が少ないのも不便ですが、収納が多すぎてもほかの生活スペースを圧迫してしまう可能性があります。
機能
省エネ性能、断熱性能、耐震性や制振機能といった住宅の機能性は、担当者へ確認しておきましょう。
日本は地震が多いので耐震性は重視したいポイントですし、断熱性や省エネ性が高ければ、光熱費を抑えながら快適に生活ができるはずです。
また、住宅性能を数値化することができる断熱力(熱抵抗値)やC値(相当隙間面積)など、その会社の平均値を聞いてみるのもひとつです。
車を購入する際、「この車、リッターどのくらい走りますか?」と聞いたりしませんか?
特段マニアックで難しい質問ではありません。
答えられないところは「住宅性能に目を向けていない」傾向にあり、家づくりの際の判断基準になるかもしれませんよ。
オプション
モデルハウスではオプション設備や高グレードの設備、建材などが使われていることが多いです。
そのため、「この中では何が標準設備で何がオプション設備なのか」を把握しておきましょう。
カタログや見積もりなどで最初に提示される価格は標準モデルの価格であることが多いので、モデルハウスと同じような内容で見積もりを出すと、予想以上の金額になる場合があります。
工務店が直接施工する「FPの家」であれば、お客様ごとの要望を細部にわたりカタチにするため、オプションという概念がなく、オンリーワンの家づくりが可能となります。
モデルハウス見学の前に準備することは?必要な持ち物もチェック
せっかくモデルハウスに足を運ぶのですから、漏れなくチェックできるようこんな事前準備をしておくと良いですよ。
- 大まかでいいので希望のプランや間取り、予算をイメージしておく
- 見るポイントや質問などのチェックリストをつくる
- 配置予定の家具のサイズを測る
「ノープランで見るだけ」でももちろんOKですが、ある程度イメージをしておくと、希望に沿って見学やチェックができるのでおすすめです。
見るポイントや聞きたいことのリストを作っておくと、漏れなく確認することができますよ。
また、住宅展示場やモデルハウスでは、休日に子ども向けのイベントが開催されることもあります。
せっかくですから家族で楽しめるよう、イベントがある日に出かけるのも良いですね。
当日は筆記用具、カメラ、メジャーなどを持っていき、気になった部分を撮影したり、サイズを測ってメモしたりしておきます。
場所によっては撮影NGの場合もあるので、担当者へ許可を撮ってから撮影しましょう。
カタログやパンフレットなどをもらうので、大きめのバッグやエコバッグを持っていくのがおすすめです。
モデルハウスを見学する流れも確認!
モデルハウスの見学は予約をとって行くとスムーズです。
見学までの流れのほか、実際にモデルハウスの見学が工務店や住宅会社選びの決め手となったお客様の事例もご紹介しますね!
モデルハウス見学の流れ
モデルハウスの見学は、以下のような流れで進めましょう。
【1】見学したいモデルハウスを絞り込む
モデルハウスをしっかり見ようと思ったら、1件見るのに1~2時間程度はかかります。
たくさんのモデルハウスが建っている住宅展示場もありますが、すべてを見るのは難しいので、優先順位をつけて絶対見たいと思うものから絞り込んでいきましょう。
【2】見学の予約を入れる
工務店や住宅会社、展示場のwebサイトなどから、希望日の見学予約を入れます。
予約なしで見学できる場合もありますが、混み合いがちな土・日・祝日などは予約しておくのがおすすめ。
事前アンケートで家族構成や希望プラン、予算、質問などを提出しておくと、当日の説明や打ち合わせもスムーズになるでしょう。
【3】見学
当日は、担当者から説明を受けながらモデルハウスを見学します。
全体を見終わったら、プランの説明や質問対応、簡易的な見積もり、アンケートなどの打ち合わせの時間が設けられることも。
カタログやパンフレットももらえますよ。
検討の状況によっては、見学の後日に担当者から連絡が来ることもあります。
まだ具体的ではなく、とりあえず見るだけという場合も、そのように伝えてOK!
「しつこく営業されるかも」という心配はいりませんので、安心してくださいね。
なお、このときに説明してくれた担当者は、その後の商談、契約、打ち合わせ、アフターフォローまで継続して担当となることが多いです。
長いお付き合いになるので、豊富な知識や誠実な対応、希望に寄り添った提案をしてくれるかどうかなど、安心して家づくりのサポートを任せられる人柄かどうかをよく見極めましょう。
モデルハウス見学が決め手となったお客様の声を紹介
「FPの家」もモデルハウス見学や工場見学などを行っています。
実際の家を見てその性能を実感したという声が多いですよ。
「新築前にモデルハウスや工場を見学したことが決め手となった!」という、お客様の声をご紹介します。
思い描いていた理想が詰まった住まい
工務店の展示場で、「FPの家」のモデルハウスを見学したというご夫婦。
「「FPの家」で初めて断熱や住宅性能の必要性を説かれ、耐震性も優れていると聞き、俄然前のめりになりました」と話します。
間取りは、すべてが1階に集約された平屋建て風のモデルプランをほぼそのまま採用。
「夏は涼しく、冬は暖かい。結露もなく、花粉症も改善しました」と、喜んでいただいています。
アイランドキッチンから見渡せる中庭がある家
いくつかのモデルハウスを見比べて家づくりの検討を重ねていたご夫婦。
工務店の担当スタッフが実際に住む「FPの家」を見学し、ほかのモデルハウスにはない快適性を実感したといいます。
その後の工場見学で耐震性能への大きな信頼を得られたことも、「FPの家」に決めた大きな要因だそう。
「いつもTシャツ、短パンの快適な生活を送ることができている」「朝晩の温度差を感じないので目覚めが良い」と、ご夫婦の顔に笑顔が広がります。
モデルハウス見学は見るポイントをおさえてしっかりチェック!
モデルハウスは、物件の施工例や間取り、内装、設備などを実際に見て確認できる絶好の機会!
各部屋の広さや間取り、設備、建材、収納、機能など、余すところなくしっかりチェックしたいですね。
生活動線や家事動線も不便がないか、間取りや設備の使い勝手は良いか、家族の生活を想像しながらチェックするのがポイントです。
休日などは混み合うので、予約をとってから見学に行くとスムーズ。
自分の理想のプランや希望に合わせて見るポイントや質問などのチェックリストを準備しておくと、漏れなくしっかりチェックできますよ。
快適で住み良い家を建てるなら、お気軽に最寄りの「FPの家」加盟店にお気軽にお問い合わせください。
モデルハウスや工場見学も随時行っています。
後悔のない家づくりのために、不安や疑問に分かりやすくお答えします!