住宅性能

2021.11.09

窓の遮音性能とは?数値の基準や選び方をチェック!

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快適な住まいの条件のひとつに「遮音性」が高いことがあげられます。

 

外からの騒音が響く家では気になってゆっくりくつろいだり、ぐっすり眠ったりできないですよね。

反対に「室内の生活音が外に漏れている」と思ったら、周りに迷惑をかけていないかが心配でなんだか落ち着きませんよね。

 

今回は住宅の中でも、音が出入りしやすい「窓」の遮音性について解説。

窓の遮音性能の表記や騒音の基準、遮音性の高い窓を選ぶために知っておくべきポイントをご紹介します。

青空が見える窓

 

 

窓の遮音性能とは?数値の基準や騒音についても確認!

窓は、壁や天井などと比べて物体(窓ガラス)が薄いこと、開け閉めする開口部であることなどから、最も音が伝わりやすい場所です。

 

窓に騒音対策をする前に、まずは「騒音とはどんなものか」についてご説明します。

 

環境基本法の規定に基づく騒音に係る環境基準では、生活環境や人の健康を守るために維持するのが望ましいとする住まいの騒音の基準値を「40~60デシベル」と定めています。(道路に面した場所など、条件によっては70デシベル以下という基準もあります)

※住んでいる地域、昼間・夜間といった時間帯で基準値が異なります。

 

デシベル(dB)とは音の大きさを表す単位で、日常生活における目安は以下の通りです。

  • 100dB:電車が通るときのガードの下
  • 90dB:騒々しい工場の中、大声による独唱、犬の鳴き声(正面5m)
  • 80dB:地下鉄の車内(窓を開けた状態)、ピアノ(正面1mバイエル104番)
  • 70dB:騒々しい事務所、騒々しい街頭、掃除機、電車のベル、ステレオ(正面1m)
  • 60dB:静かな乗用車、普通の会話
  • 50dB:静かな事務所
  • 40dB:深夜の市内、図書館、静かな住宅地の昼
  • 30dB:郊外の深夜、囁き声
  • 20dB:木の葉の触れ合う音、置き時計の秒針の音(前方1m)

※東京環境計測センターより引用

 

一般的には、60~70デシベル程度からうるさいと感じ、100デシベル以上になると周りの音が聞こえない、会話が不可能なほどうるさいという騒がしさです。

 

利便性の良い立地であるほど人通りや車の走行などの騒音が気になるでしょうし、隣家が近ければこちらの生活音が周囲に聞こえていないかも気になる部分ですよね。

 

窓からの騒音を防ぐには、遮音性能について確認しましょう。

遮音性能とは、室外から室内へ侵入する音、室内から室外へ漏れる音を遮る性能のことです。

 

窓の遮音性能が高ければ、窓からの騒音を低減させることができます。

 

窓のサッシ(窓枠)の遮音性能を示す数値を「T値」といいます。

日本産業規格(JIS)が定めた4つの遮音等級で表され、T値ごとの遮音性能は以下のようになります。

  • T-1:25デシベル低減
  • T-2:30デシベル低減
  • T-3:35デシベル低減
  • T-4:40デシベル低減

※騒音が500ヘルツ(Hz、音の周波数の単位)の場合

※社団法人日本サッシ協会参考

 

たとえば、騒がしい街頭(70デシベル)に住宅が面している場合、等級T-1~T-2の遮音性能を持つ窓を採用すれば、望ましいとされる住まいの騒音レベルに近づけられるでしょう。

 

 

窓(開口部)の遮音性能は気密性が左右する!遮音性の高い窓のポイント

開口部の遮音性能

窓からの騒音を防ぎ、遮音性を高めるには住宅同様「気密性に優れた窓」を選ぶことが重要となります。

 

気密性とは、隙間をできるだけ減らして室内外の空気の出入りを遮断する性能です。

 

音は空気や物体の振動を通して伝わるので、空気の出入りを遮断すれば遮音性も高まります。

 

窓の気密性を高めるには、隙間が少なくぴったり閉められる形状を選ぶことや、内窓(二重窓)の設置、窓ガラスの選び方などがポイント。

たとえば、2枚並んだ窓ガラスをスライドさせて開閉する「引き違い窓」よりも、縦または横軸で窓を回転させて開閉する「滑り出し窓」のほうが気密性は高いと言われています。

 

窓ガラスはできるだけ厚いもの、1枚の単板ではなく複層ガラスのほうが遮音性が高まります。

 

また、昨今では更には二層の空気層でできているトリプル(三層)ガラスを採用し、より高いレベルの遮音性や断熱性を求めるニーズも少なくありません。

 

ガラスの厚さによって特定の周波数の遮音効果が低下するので、異なる厚さのガラスを組み合わせた「異厚ガラス」を採用して、遮音性を確保する方法もありますよ。

 

窓(開口部)だけでなく、住宅全体の気密性も重要!

窓の気密性はもちろん、住宅全体の気密性も重要です。

 

「FPの家」では、気密性と断熱性を補完する一定以上の性能を持つ窓を使用することを義務づけており、丈夫な「FPウレタン断熱パネル」を組み合わせる工法(FP軸組工法)と相まって、非常に高いレベルの気密性を有する住まいを実現します。

 

外部からの音の侵入を抑えて夜もぐっすり眠れる静かな室内を造ることが可能で、家の中の音を外に漏らさず、家族のプライバシーも守ります。

 

また、住宅全体の気密性が高いということは、建物の隙間が少なく、室内と屋外の空気が遮断されているということです。

空気の振動で伝わる外部からの音を小さくし、同様に室内の生活音が外に漏れにくくなります。

 

幹線道路の近くや線路沿いといった立地条件であっても、静かな暮らしを確保でき、夜になってからの楽器の練習なども隣家に気兼ねなくできる環境を得られます。

 

遮音性の高い「FPの家」に住むご家族の声をご紹介

遮音性の高い「FPの家」を新築された事例をご紹介します。

 

遮音性に優れた住宅を自ら設計したご夫婦

ともに住宅設計の仕事をされているというご夫婦が、多くのメーカーや工法などの情報を集めて検討した結果、たどり着いたのが「FPの家」でした。

土地が国道に面している立地のため、遮音性と気密性は必須と考えていたようです。

 

「FPの家」に住み始めてから感じたことは、冬は暖かく、とても静かなこと

ご友人からも「国道に面しているのにどうしてこんなに静かなの?」と驚かれたといいます。

 

外の騒音が入ってこないのはもちろん、家の中の音も外に漏れないので、周りに気がねすることなく、ご夫婦共通の趣味であるコーラスの練習場としても活用しているそうです。

 

 

窓の遮音性能を高めるには、気密性にも注目!

住まいの中でも開口部である窓は、とくに音が伝わりやすい部分です。

窓からの騒音を防ぐには、窓の遮音性能が高いことが重要!

 

窓のサッシの遮音性能は日本産業規格(JIS)が定めた「T値」という数値があります。

T-1~T-2レベルの遮音性があれば、国道沿いなどにぎやかな立地にあっても住宅に適した環境づくりを目指せるのではないでしょうか。

 

遮音性が高ければ室内の生活音が外に漏れることも防ぐので、プライバシー面も安心ですね。

 

静かで快適な暮らしを実現するには、窓や住宅の遮音性が大切。

 

音は空気の振動で伝わるものなので、窓や住宅全体の気密性を上げることでも遮音性を高めることができます。

静かで快適な暮らしを実現するなら、高気密な「FPの家」もぜひご検討ください。

 

「FPの家」にお住まいのお客様の生の声もたくさんご紹介しています。

ご興味のある方はぜひ一度お問い合わせくださいね。

 

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