一戸建てを新築するならぜひ庭をつくりたい! と考えている方は多いのではないでしょうか?
庭で子どもやペットと遊んだり、ガーデニングやBBQを楽しんだり……、どんな庭にしようか夢が膨らみますね!
今回のコラムは、新築の庭づくりについてのお話。
庭のある暮らしのメリット・デメリットから、地面の仕上げや外構をどうするか、新築の庭づくりで失敗しないためのポイントなどをご紹介します。
目次
新築に庭をつくるメリット・デメリットとは?
まずは庭のある生活のメリットとデメリットをチェック!
庭のメリットはなんといっても、さまざまな楽しみ方ができること。
子どもやペットと一緒に走り回って遊ぶのも良いですし、家族や友人とBBQを楽しんだり、家庭菜園やガーデニングに挑戦したりと活用方法がたくさんあります。
広い庭では一度にたくさんの洗濯物を干せるので、家族が多い家庭の強い味方でもあります。
庭があることで家の中の日当たりや風通しが良くなることもありますよ!
また、よりプライベート感の高い庭として中庭という選択肢もあります。
中庭のメリットやデメリットについては、下記のコラムもご参考ください。
中庭のメリット・デメリットを解説!必要な対策や建てる際のポイントも
ただし、庭のデメリットはつくるのにはもちろん、メンテナンスにも手間や費用がかかることです。
限られた敷地の中に庭をつくるなら、庭をつくった分だけ住宅のスペースが減ることもデメリットの1つとして挙げられます。
新築の庭づくり、地面の仕上げや外構はどうする?
新築の庭は、どんな庭にしたいですか?
よく採用される地面の仕上げ方と、外構のポイントについてご紹介します。
庭の地面の仕上げ方
芝生
自然の緑を感じられる芝生の庭は人気が高いです。
足元が柔らかいので、子どもやペットと遊ぶのにもぴったり。
ガーデニングや家庭菜園との相性も良いでしょう。
芝生は、天然芝と人工芝の2種類の選択肢があります。
天然芝は施工費用は安めですが、芝刈りなど定期的なメンテナンスが必要。
人工芝は天然芝より施工費用がかかりますが、メンテナンスが不要なことがメリットです。
ただし、人工芝は寿命があり、10年程度で張り替えが必要となります。
砂利
細かい砂利を敷き詰める仕上げ方です。
見た目がすっきりして、こちらも自然な印象に仕上がります。
砂利の色や形を選ぶことで、自分の好きな雰囲気に仕上げることも可能です。
砂利敷き庭のメリットは、水はけが良いことと雑草が生えにくいこと。
歩くとジャリジャリと音が鳴るので、防犯対策にも効果的といわれています。
落ち葉などの掃除がしにくいことや、ベビーカーなどが通りにくいことはデメリットとして挙げられがち。
また、雨風で砂利が流されたり風化したりと、経年により砂利が少しずつ減っていくので、定期的に継ぎ足しが必要となります。
コンクリート
コンクリート敷きの庭は、雑草が生えにくく、手入れが楽なことがメリット。
ほうきで掃いたり水で洗い流したりなどがさっとできます。
駐車場や駐輪場にするならコンクリート敷きが適しています。
コンクリートブロックの配置でデザイン性を持たせることも可能です。
ただし、夏は照り返しなどで熱くなりやすいのがデメリットと言えるでしょう。
そのほかレンガやタイルで仕上げる、ウッドチップを敷く、土のままにしておくなどの方法もあります。
土のままにしておくのは安価な仕上げ方法ではありますが、雑草が生えやすく、雨でぬかるんだり風で砂ぼこりがたったりしやすいです。
「今後、仕上げるけど今はとりあえずこのままにしておく」「これから家庭菜園にするつもり」など、一時的な状態として土のままにしておくのは良いですが、ずっと土のままにしておくのはあまりおすすめできません。
目隠しフェンスなどの外構も検討を
庭の中が外から丸見えにならないよう、フェンスを設置するのがおすすめです。
フェンスはアルミ製やスチール製、木製などの種類がありますが、目隠しをするために高さのあるフェンスでぐるりと庭を囲むと、それが圧迫感となりせっかくの庭の開放的な雰囲気を損なってしまう可能性も。
中が一切見えないのは、防犯面でもあまり好ましくありません。
圧迫感を減らしつつ適度に目線を遮るためには、半透明で透けるタイプやすき間のある横板タイプなどを選ぶと良いですよ。
生垣や木などの植物で目隠しをするなら、植物が成長したときの大きさでプランニングしましょう。
植物が成長するのに時間がかかることも念頭に入れておいてくださいね。
新築の庭づくりで失敗しないために知っておきたいこと
新築の庭づくりで大切なのは、庭をどう活用したいのか、庭でどう過ごしたいのかを考えてプランニングすること。
庭の用途を具体的に考えることで、必要な広さ、仕上げ、設備などが見えてきます。
例えば、子どもと一緒に遊びたいなら芝生がいい、BBQなど食事を楽しみたいからウッドデッキをつくろうか、広い庭だからアプローチで仕切って芝生とコンクリートと半分ずつにしよう……といったことが考えられますね。
庭に洗濯物を干したいなら掃き出し窓からの出入りのしやすさや洗濯物が外から見えにくい配置、物置を置くなら荷物の出し入れがしやすい配置など、生活動線・家事動線との兼ね合いも必要となるでしょう。
なお、庭をつくるなら新築時に家と一緒につくるのがおすすめです。
新築のタイミングなら、家の間取りや生活動線、予算なども踏まえて一緒にプランニングできますし、外構費を住宅ローンに含められるケースもありますよ。
家の建築後に庭だけあらためてつくることも可能ですが、水道管などの配置の問題で思った通りのデザインにできなかったり、庭の施工中は家の出入りがしにくくなったりなどの不便が生じる可能性もあります。
庭がある暮らしを楽しめる「FPの家」の事例をご紹介!
「FPの家」で庭のある暮らしを楽しんでいるご家族の声をご紹介します。
求めていた理想を叶えてくれた住まい
日当たりと景観の良い庭で、夏は毎週のように家族でBBQを楽しんでいるというご家族。
砂利敷きをメインにした庭には、テラススペースと掃き出し窓に面して2段のウッドデッキも設置し、デッキに腰かけてBBQや花火を楽しみ、雨が降ったら隣のガレージにさっと入るそう。
「使い勝手が良くて満足している」と喜んでいただいています。
空気環境・遮音性が良い住宅で理想の生活
ベランダしかなかったマンションから、庭付きの一戸建てへ引っ越してきて広い庭で家庭菜園やガーデニングを始めたご家族。
土づくりから始め、野菜の栽培や収穫などをお子さんと一緒に楽しんでいます。
「庭を楽しめるのは一戸建てならではですね」と笑顔でお話しされていました。
新築の庭を快適にするには用途をイメージしてどうするか考える
さまざまな使い方ができる庭は、一戸建てでの暮らしをさらに楽しくしてくれる空間。
子どもやペットと遊んだり、BBQやガーデニングを楽しんだり、自然に触れあいながら暮らせます。
地面の仕上げ方や外構の整え方にはさまざまなプランがありますが、いずれにしても庭をどう活用したいか、庭でどう過ごしたいかを想像しながら考えるのがポイント。
具体的に考えれば、そのために必要な広さや仕上げ方、設備などが見えてきて、失敗を防げます。
「FPの家」では、さまざまなライフスタイルや希望の暮らしに合わせた間取りを提案しています。
暮らしを豊かにする庭のあるプランもぜひ一緒につくりましょう。
実際に 「FPの家」にお住まいのお客様の生の声もたくさんご紹介していますので、ご興味のある方は、ぜひ一度お問い合わせくださいね。