家づくりの知識

2023.03.17

窓の大きい家で後悔しないための対策は?家づくりのポイントをご紹介

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大きな窓から光が差し込む明るい家に憧れている方も多いでしょう。

しかし、設計や性能をしっかり考えないと、窓の大きい家にしたことで後悔してしまう可能性も!

 

そこで今回のコラムでは、窓の大きい家で後悔しがちなポイントと、それを防ぐための対策をご紹介します。

大きな窓のメリットとデメリットを確認し、自分たちにぴったりな家づくりに生かしてください。

リビング

 

窓の大きい家で後悔しがちなポイントとは?

窓の大きい家で後悔しがちなポイントとして大きなものは以下の3点です。

 

【1】断熱性が下がり、夏は暑く冬は寒い

開口部である窓は熱が出入りしやすい場所で、窓が大きいほど外気の影響を受けやすくなります。

窓の性能が低いと、「夏は窓から入る光で暑く、冬は窓側がひんやり寒い」と悩んでしまう可能性があります。

 

【2】光が入り込みすぎる

大きな窓から差し込む光は室内を明るくしてくれますが、季節や時間帯によっては暑すぎる・眩しすぎるということもあります。

光が当たる床や家具が日焼けしたり、テレビに光が当たって画面が見にくかったりすることもあるでしょう。

 

【3】外からの目線が気になる

大きな窓は外の景色が見えやすい分、同じように外から室内も見えやすいです。

窓の先の人通りなどによっては、目線が気になってしまうことも。

 

せっかく大きな窓を設置したのに、人目を気にして一日中カーテンを閉めているなんてことにはしたくないですよね。

 

 

そのほか、高さのある窓は掃除が大変、壁の面積が減って家具の置き場所に困る、小さな窓と比べてコストがかかるといった後悔しがちなポイントもあります。

 

 

窓の大きい家で後悔しないための対策は?家づくりのポイントをご紹介

窓の大きい家で後悔しないためには、まずは窓の断熱性を上げることが重要です!

 

断熱性の高い樹脂サッシ、内窓、ペアガラス、トリプルガラスなどを採用して、窓の断熱性を上げることで、「夏は暑くて冬は寒い」という状況を防ぐことができます。

開け閉めできないFIX窓は気密性が高く断熱性をさらに高めるので、場所によってはFIX窓の設置もおすすめです。

 

「FPの家」では、窓も断熱力が高いものを採用。

一定以上の性能を持つ窓を設置することを義務づけています。

 

もちろん、住宅全体の断熱性・気密性も大切です。

「FPの家」は、高性能の断熱材「FPウレタン断熱パネル」を採用した独自工法で、高い断熱性を実現。

さらにパネルと柱の間の僅かな隙間や窓などの開口部のまわりには現場でウレタンを発泡したうえで専用のテープでしっかりと密封する気密対策を施し、外気が入り込むのを防いでいます。

 

高い断熱性と気密性を有する家は、家の中の温度差が発生しづらく、窓の結露も抑えられます。

そのため、高断熱・高気密の「FPの家」は窓の綺麗な家が多いともいわれていますよ!

 

また、機能性の高いカーテンを取り入れることで断熱性を補ったり、遮光や目隠し対策になったりもします。

状況に応じて断熱カーテン、遮光カーテン、レースカーテンなども検討してみてくださいね。

 

大きな窓と相性の良い間取りもご紹介

大きな窓と特に相性が良いのは、吹き抜けがある間取り、中庭のある間取りです。

 

吹き抜け×天窓

1階の天井を取り払い、2階の大きな天窓から明るい日差しがたっぷり入る吹き抜けの間取り。

天井が高いので開放感があり、空間が広く感じられます。

 

手の届かない位置の天窓は、電動のブラインドやロールスクリーンを付けておくと、必要に応じて開閉できるので便利です。

 

中庭×大きな窓

大きな窓に面して中庭を設置すれば、大きな窓の先もプライベート空間なので、窓から室内への目線が気になるという問題はありません。

また、平屋の内側にある部屋にも中庭から日差しや風を取り込みやすいというメリットもあります。

 

大きな窓を取り入れた「FPの家」の事例

「FPの家」でも、大きな窓を取り入れた事例があります!

 

建築家が建てた平屋住宅

設計士である奥さまが設計した中庭のある平屋です。

中庭とリビングをフルオープンの大きな窓でつないだのは、住宅の断熱性能が高いからこそ可能な設計です。

 

リビングやキッチンなどで中庭をぐるりと囲み、間仕切りのない開放感のある空間になっています。

 

建売住宅を早々に建て替えて得た安らぎの住まい

春には約600本の桜が美しい花のトンネルをつくるという「桜通り」に面する家。

この眺望を最大限に生かすためのプランニングを検討し、リビング・ダイニングに大きな窓を設置しました。

 

リビング・ダイニングは2階に位置しており、窓いっぱいに広がる桜を堪能することができ、人通りが気になることもない設計になっています。

 

このロケーションが気に入り購入した建売住宅でしたが、夏の暑さ、冬の寒さにストレスを感じ6年目で「FPの家」に建て替えてしまったご夫婦。

住んでからは、窓を大きく採ったにも関わらず、夏の暑さ・冬の寒さに悩むことなく快適に過ごすことができていると、性能面でも大変お喜びいただいています。

 

吹き抜けや中庭を設置する際に押さえるべきポイントやそれぞれのメリット・デメリットについては、こちらのコラムでも詳しくご紹介していますのでぜひご覧ください。

吹き抜けで後悔しないために!対策やメリットをチェックしよう!

中庭のメリット・デメリットを解説!必要な対策や建てる際のポイントも

 

 

窓の大きい家の魅力やメリットも確認!

階段があるリビング

窓の大きい家の魅力についても確認しておきましょう。

 

  • 開放感があって部屋が広く見える
  • 日当たりや風通しが良い
  • 室内が明るい
  • 光が入って冬も暖かい
  • 外の景色を楽しめる
  • 庭とのつながりを楽しめる

 

大きな窓は、部屋を明るく開放的に見せてくれます。

日当たりが良ければ冬も明るく・暖かく感じる時間が長くなり、光熱費の節約につながることも。

リビングの正面に庭を設置して大きな窓でつなげば、自然をより感じられる設計になるでしょう。

 

なお、室内の日当たりや風通しは窓の大きさだけでなく、設置場所や数などでコントロールすることもできます。

明るい家にするにはどうすれば良い?窓・間取りの工夫をチェック!」のコラムで詳しくご紹介していますので、こちらもあわせてご覧ください。

 

 

窓の大きい家で後悔しない! 大きな窓のポイントと対策を知ろう

大きな窓は外気の影響を受けやすく、「夏は暑くて冬は寒い」という後悔をしてしまうケースがあります。

また、日差しが入り込みすぎて眩しい、床や家具が日焼けする、外からの目線が気になるといった可能性も。

 

窓の大きな家で後悔しないためには、住宅や窓の断熱性を高めることが大切です。

高品質の断熱材をしっかり施し、樹脂サッシやペアガラス・トリプルガラスといった断熱性の高い窓を採用しましょう。

 

そのほか、機能性の高いカーテンを取り入れたり、間取りを工夫したりすることで快適に過ごすことができますよ。

 

快適で住み良い家を建てるなら、お気軽に最寄りの「FPの家」加盟店にお気軽にお問い合わせください。

後悔のない家づくりのために、不安や疑問に分かりやすくお答えします!

 

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