家づくりの知識

2022.03.28

中庭のメリット・デメリットを解説!必要な対策や建てる際のポイントも

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建物の内側に設ける「中庭」。

「家を建てるなら中庭をつくりたい!」と考えている方も多いのではないでしょうか?

 

プライベートスペースとして活用しやすい中庭には、メリット・デメリットがあります。

 

今回のコラムでは、中庭のメリットとデメリット、そしてデメリットの対策などをご紹介します。

中庭を検討している方は、中庭を上手に取り入れられるようその魅力や注意点を知っておいてくださいね。

中庭

 

 

中庭ってどんな庭?建物の形による種類も紹介

中庭とは建物の内側に設けられた庭のことで、庭の2〜4方向が建物の壁などで囲われているのが特徴。

 

庭に面する複数の部屋で採光や風通しを確保しやすくなること、屋外でありながら建物で近隣からの目線を遮る空間がつくれることなどから、人気の高まっているプランです。

インテリア性も高く、家の中にいながら自然を感じられる空間をつくることもできます。

 

中庭のタイプは、中庭を囲う建物の形によって大きく3種類に分けられます。

 

コの字型

コの字型の建物が、庭の3辺を囲うタイプの庭です。

 

建物が庭を完全に取り囲んではおらず開放されている辺があるため、周辺からの視線を遮りつつ開放感もしっかりあります。

開放されている面から、庭にも光が射し込みやすいです。

 

ロの字型

庭の4辺を建物で取り囲むタイプの庭です。

 

完全に建物の内側になるためプライベート感が強いですが、その分広い敷地が必要です。

場合によっては、排水・排雪設備も整備する必要があるかもしれません。

 

L字型

L字型の建物の2面が庭に隣接するタイプの中庭です。

 

壁を囲む壁が少ないため開放感が高く、間取りの自由度も高いです。

ただし、建物や庭の配置によっては普通の庭とあまり変わらない庭となってしまうこともあるでしょう。

 

 

中庭にはどんなメリットがある?

家に中庭をつくるのにはこんなメリットがありますよ。

 

日当たりや風通しが良くなる

中庭をつくると窓に面している部屋が増えるため、中庭から日光や通風を確保できる部屋が増えます。

北側の部屋にも南向きの窓をつくれますし、季節ごとに変わる風向きにも対応でき、部屋数が多い住宅でも明るく、さわやかな風が通り抜ける家になるでしょう。

 

間取りや隣家との位置関係によっては日当たりや風通しを確保しにくい平屋で、日当たりや風通しを確保するために中庭をつくるというケースもありますよ。

 

こちらのコラムで、平屋住宅のメリット・デメリットなどもあわせてご紹介しています。

平屋のメリット・デメリットを解説!気をつけたいポイントも確認

 

庭が生活に近く、さまざまな用途で活用できる

一般的な庭よりも庭に面する部屋が多くなる中庭は、生活に近く、第二のリビングのように自由に活用しやすいスペースです。

 

テーブルセットを置いてお茶やランチを楽しんだり、家族でBBQを楽しんだり、ガーデニングやDIYを行うスペースにと、趣味や家族の時間を存分に楽しめます。

 

プライバシーを保ちやすい

建物の内側につくる中庭は、建物が目隠しとなって外からの目線を遮ることができます。

子どものプールを出したり、洗濯物を干したりもしやすいでしょう。

 

窓を開けていても中庭側の窓なら、道路側の窓を開けているより防犯面でも安心感があります。

 

 

中庭のデメリットは?解消するための対策も知っておこう

中庭をつくるデメリットを、その対策とともにご紹介します。

 

建築費用が高くなる

建物の形が複雑になるほど外壁の面積が増え、建材費や工事費はどうしても高くなってしまい、中庭の整地や照明、排水・排雪設備などの施工費も発生します。

 

また、外壁や窓が増える分、メンテナンスの手間や費用も増えるでしょう。

 

検討時には複数社から見積もりをとり、比較検討してください。

建物の形によっても建材費・工事費が異なり、ロの字型、コの字型、L字型の順に高額になりがちです。

 

生活スペースが減る

限られた敷地で中庭をつくるなら、その分生活スペースを削ることになります。

生活スペースが減って生活が不便にならないよう、優先順位を考えたり間取りの工夫をしたりしながらのプランニングが必要です。

 

たとえば、廊下の少ない間取りでスペースを節約する、間仕切りの少ない間取りで開放感を演出するといった方法があります。

 

断熱性能が落ちる

中庭をつくると窓が多くなる分、住宅の断熱性能が落ちやすいです。

地域によっては、夏や冬の冷暖房費用が多くかかってしまう可能性があります。

 

ペアガラスやトリプルガラスなど断熱性の高い窓ガラスを採用して、窓の断熱性を高める工夫を行いましょう。

 

 

中庭のある家を建てる際に知っておきたいポイント

中庭

中庭があると、庭を囲む形の間取りになるため、生活動線が長くなりがちです。

生活や家事などに不便が出ないよう配慮した間取りにすることが大切。

 

キッチンからリビングまで、洗濯機から洗濯物干し場まで、寝室からトイレまでの移動など、生活を具体的に想像しながらプランニングを行いましょう。

回遊性の高い間取りがおすすめです。

 

また、間取りでは「明るい家にしたいから、大きな中庭と大きな窓をつくりたい!」と考えがちですが、窓が大きければ大きいほど良いとは限りません。

窓の大きさは建物の断熱性や耐震性に影響しますし、希望通りの日当たりを確保するには窓の方角や高さなども大切です。

 

中庭が大きくなる分、工費やメンテナンス費用が高くなる可能性もあるため、施工会社と相談しながら適切なプランを検討してくださいね。

 

中庭のある「FPの家」を新築したご家族の声をご紹介

「FPの家」で中庭のある家を新築したお客様の事例をご紹介します。

 

建築家が建てた平屋住宅

さまざまな家づくりに関わり、設計もされる奥さまを中心に、かねてから思い描いていた「中庭のある平屋」を新築されたご夫婦。

中庭につながる大きな窓はフルオープンタイプで、サッシをすべて開けると中庭がまるで部屋の一部のように広がります。

 

「断熱性の高い「FPの家」だから間取りの自由度が高く、どう暮らしたいかを重視した家づくりが実現できた」と話す奥さま。

 

平屋で中庭を臨む間取りとし、リビングを中心とした回遊設計になっています。

できるだけ間仕切りをなくして移動効率と開放感を同時に高めた、満足度の高い住まいが完成しました。

 

 

中庭のメリットとデメリットを知って上手に取り入れよう

建物の内側につくる中庭は、庭に面する部屋が増えることで複数の部屋に光や風を取り込みやすいのがメリット。

室内に開放感をもたらすと同時に、外からの視線を建物で遮るのでプライベートな空間として活用しやすいです。

 

ただし、庭を囲む建物形が複雑になるほど、建築やメンテナンスのコストが高くなりがちで、中庭を大きくするほど生活スペースが狭くなる、窓を増やすほど断熱性が落ちるのがデメリット。

間取りの工夫や窓の断熱性を上げる工夫などによって対策もできますので、優先順位を明確にしたうえで施工会社に相談し、最適なプランを考えてみましょう。

 

「FPの家」でも、中庭のある住まいをご提案可能です。

 

実際に「FPの家」にお住まいのお客様の生の声もたくさんご紹介しています。

ご興味のある方はぜひ一度、お問い合わせくださいね。

 

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