家づくりの知識

2022.10.18

「子育てしやすい家」にするには?家づくりのポイントをご紹介!

facebook

twitter

line

    

子どもの誕生や子どもの成長をきっかけに、家を建てるという方は多いです。

 

子どもと暮らす家は、ぜひとも「子育てしやすい家」にしたいものですよね。

 

そこで今回のコラムでは、子育てしやすい家を実現するためのポイントを解説。

子育てしながらの生活や家事でよくある悩みを解消するような、間取りや設計の工夫をお伝えします!

 

「子育てしやすい家」の間取り・家事動線とは?ポイントをご紹介

子どものいる家庭では、家の間取りや家事にこんな悩みを持っている方が多いです。

 

  • 子どもの見守りやお世話で家事が中断されやすい
  • 子どものお世話や汚したものの掃除・洗濯などの家事で移動が多くて大変
  • 物が増えて部屋が散らかりやすい
  • 子ども部屋を用意したが子どもが小さいうちは個室を使っていない
  • 階段や段差からの転落や転倒が心配

 

子育てしやすい家にするには、こんな悩みを解消する工夫を取り入れるのがおすすめ!

押さえるべきポイントをご紹介します。

 

広くゆったりしたリビング空間を確保する

家族が集って長い時間を過ごすリビングは、ぜひ広々としたスペースを確保しましょう。

子どもがおもちゃを広げたり、動き回って遊んだりするのにも、広い空間があればのびのびと遊べます。

 

リビングやダイニングの空間を広くとっておけば、将来的に子どもが成長して体が大きくなったり家族が増えたりしても安心です。

 

広いリビングにして後悔しないためのポイントは?広く見せるコツも」のコラムでも、広いリビングをつくる際のコツや注意点をご紹介していますよ。

 

キッチンからフロアが見渡せる間取りにする

対面キッチンからつながるリビングダイニング、間仕切りが少ない間取りなど、キッチンからフロアが見渡せる間取りがおすすめ。

子どもがリビングで遊ぶ様子を見ながら料理などの家事ができます。

 

また、リビングやダイニングの一角にスタディスペースをつくれば、家事の合間に子どもの様子を見たり勉強を教えたりもしやすいですね。

 

子どもはもちろん、大人にも便利なスタディスペースについて、「スタディスペースにおすすめの間取りや設置するポイントを確認!」でも詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

水周りをまとめて家事動線を便利にする

料理をしながらお風呂を沸かし、リビングで子どものおもちゃを片付けるなど、家事育児は並行して進めるものがたくさん。

キッチン、洗面所、お風呂などの水周りは近くに配置して、便利な家事動線を意識しましょう。

 

リビングからキッチン、水周りへの動線に回遊性をつくると、移動がさらに便利になります。

家事や生活の流れを意識して、間取りを考えてみましょう。

 

家事動線の良い間取りについては「「家事動線の良い間取り」にするためのポイントは?実例もご紹介」でも、ポイントをご紹介しています。

 

収納スペースを広くとる

家族が増えると物がどんどん増えます。

よく使う空間、片付けやすい場所に収納スペースを十分確保しましょう。

 

また、ベビーカーや自転車、スポーツの道具など外で使う大きな荷物も増えてくるので、玄関が広いと便利です。

玄関周りに大きなシューズクロークを設置すれば、ベビーカーなど室内に持ち込みにくいものも玄関で収納できて便利です。

 

子ども部屋は広くとり、将来的に仕切れるようにする

子どもが小さいうちは親と一緒に過ごすことが多いので個室の必要性は低く、子ども部屋をつくっておいても使わない間はスペースがもったいないと感じることも。

そのため、子ども部屋は広いスペースを確保して、必要に応じて仕切れるような間取りがおすすめ。

 

個室が必要な時期や子どもの人数などに合わせて仕切れる方が、柔軟性がありますよ。

仕切り方を工夫すれば、子どもの独立後に、また広いスペースとしても活用できます。

 

また、和室も子どもの遊ぶスペースとして活用できる部屋のひとつ。

畳の床はやわらかいので、赤ちゃんがハイハイしたり小さな子どもが転んでしまったりしても安心です。

 

和室の魅力や活用方法についてはこちらのコラムで詳しくご紹介しています。

新築住宅に和室は必要?メリット・デメリットや活用方法を参考に!

 

 

「子育てしやすい家」は、住宅の性能が優れている!

「子育てしやすい家」と聞いて、どんな家をイメージしますか?

 

実は、性能が高い住まいこそ「子育てしやすい家 」といえます。

 

たとえば、冬の寒さについて。

子どもの背丈は大人と違い、一般的にハイハイする赤ちゃんから小学生の低学年くらいまでの成長過程においては、床からほぼ110cmくらいの高さの中で生活しているといわれています。

 

ただでさえあたたかい空気は軽いため上に移動してしまうので、床そのものが冷たいと子どもは常に温度が低い環境下(エリア内)で生活してしまうことに….。

子どもが感じる体感温度も、大人の比ではないくらい寒くなってしまいます。

 

冬の寒さについては子どもだけでなく、「冬場は特に夜中授乳する時に寒くてツライ」というお母さんも少なくないはず。

 

こんな悩みも「FPの家」のような高性能住宅であれば回避できます。

 

断熱性・気密性に優れた高性能住宅なら外気の影響を受けにくく、室内の快適な温度を外へ逃がしません。

季節を問わず室内のどこにおいても温度差が少なく、快適な温度を保ち続けることができるのです。

 

「FPの家」では、現に多くのユーザーの皆さまから子育てに関してたくさんの感謝の言葉を頂戴しています。

 

床があたたかく、脱衣所、廊下、居室がすべて温度差が少ない環境を得るということは、子どもに限らず、高齢者の方にとっても当然良く、それを確保できるのが住宅性能が高い家に住むメリットです。

 

お風呂を出た時に裸で走り回る子どもに「早く服を着なさい!風邪をひくでしょう!」と声をあげるお母さんの姿を見ますが、これも室温が年中快適な環境であれば、そんな必要はなくなりますよね。

 

年中快適な住まいを実現する証として、「FPの家」を支える断熱である「FPウレタン断熱パネル」が保育園や幼稚園などで採用される例が数多くあります。

 

そんなユーザーの皆さまからの声や実績が認められ、2021年にはFPウレタン断熱パネルが子どもたちを産み育てやすいデザイン部門の「第15回キッズデザイン賞」を受賞しています。

 

 

子どもの成長だけでなく老後の生活も意識した家づくりを!

子育てしやすい家は住宅の性能が優れている、家事動線が便利で快適、安全性が高いなどの特徴があります。

それは子どもだけでなく、年齢を重ねた自分たちの老後の生活にも便利な家でもありますよ。

 

家事動線や生活動線がスムーズで動きやすい、段差や危険な場所がなく安心して過ごせる、家族がどこにいても見守りやすいなど、子どもだけでなく老後の暮らしにも必要なポイントばかりです。

 

こんな部分も意識してみましょう。

 

  • リビング、トイレ、浴室を近く配置する
  • 1階だけでも生活できる間取りにする
  • 床の段差を減らす
  • ドアや廊下の幅を広くとる
  • 廊下の代わりにフリースペースで空間をつなげる

 

老後の生活を意識した家づくりをしておけば、将来的に家族の介護が必要になったり、見守りや看護が必要な家族が増えたりしても、リフォーム不要(または少しのリフォーム)で快適に住み続けられるでしょう。

 

「FPの家」で子育てしやすい家を実現した事例!老後への工夫も

「FPの家」で子育てしやすい家を建てたご家族の声をご紹介します。

 

自らプランニングした理想の高性能住宅

ご主人自ら設計をして、ご家族の理想を反映させた家が完成!

 

家事動線や生活動線は奥さまの希望を反映させ、キッチン全体からフロア全体を見渡せる間取りに。

お子さまが遊んでいる様子を見ながら家事ができます。

 

将来を見据えて設置した和室は、ご主人のこだわり。

床を一段上げて、下部に収納機能をつけました。

 

現在はお子さまが遊ぶスペースとして活用し、おもちゃも自分で収納。

階段を起点にぐるりと一周できる2階の回遊設計にも、遊び心が詰まっています。

 

エアコン1台であたたかく快適な室内環境を維持できるという点にも、大変満足いただいています。

 

求めていた理想を叶えてくれた住まい

理想の家を目指して、20項目の希望をあげてスタートした家づくり。

希望にこたえる自由設計の「FPの家」で、家族のコミュニケーションがとりやすいようリビング階段横の壁に設けた開口部や、並んで勉強ができる2階のファミリースペース、安全性とデザイン性を兼ね備えた転落防止策など、家族で快適に暮らす工夫が随所にちりばめられています。

 

老後の生活を見据え水回りなどを1階に集約した間取りは、子育て中の家事動線も便利に。

 

「FPの家」に住んでからは、子どもたちも風邪を引かなくなったと、性能面の高さも実感されているようです。

 

 

「子育てしやすい家」を実現するポイントを知ろう!

住宅の性能が優れ、子どもが安全にのびのび過ごせて、大人は子育てしながら家事を効率的にこなせる、そして家族が笑顔で暮らせる家、それが「子育てしやすい家」。

 

子育てしやすい家をつくるには、広いリビング空間やフロアが見渡せるキッチン、家事動線や生活動線の良い間取り、たっぷりの収納などがポイント!

子どもと一緒の生活や家事をイメージしながら、広さや間取り、動線を検討していきましょう。

 

また、子育てしやすい家は老後の生活に便利な家でもあります。

安全で便利、快適な家は、老後の暮らしにも必要なポイントが詰まっていますよ。

 

高断熱・高気密の「FPの家」なら、快適な室内温度を保ち、温度差による子育てのストレスも軽減。

間取りや家事動線はもちろんのこと、住宅性能にもこだわった「子育てしやすい家」について、一緒に考えていきましょう!

 

快適で住み良い家を建てるなら、お気軽に最寄りの「FPの家」加盟店にお気軽にお問い合わせください。

後悔のない家づくりのために、不安や疑問に分かりやすくお答えします!

 

facebook

twitter

line