FP LIFE File No.63

  • 二世帯
  • 省エネ
  • 健康改善

古民家再生、大規模改修で「FPの家」に

東京都

牧野 様

息子さんご家族と同居することを機に検討し始めた今後の住まいのあり方。当初は築50年になる旧家の建て替えを考える一方で、現在の住まいの前にある畑など別の場所に建築することも視野に入れていたという牧野様ご家族。施工工務店を交え打ち合わせを重ねる中で、家族の歴史や思い出が詰まった今の家を生かすよう、結果的には新築ではなく大規模なリフォームを選択することに。ただ、見た目の綺麗さや利便性が向上するだけの改築に止まらず、この機会に生活するうえで快適性も一緒に手に入れて欲しいという工務店の願いからFPパネルを取り入れた断熱改修を含む家づくりとなりました。

家のフォルムを始め、昔ながらの「回り廊下」や今ではつくられなくなった屋根の勾配なりに並び垂木を支える「丸桁」を残すなど、随所に要望が反映されるカタチで完成。一方、工務店からの提案で以前の住まいで使っていた年代物の梁や落し掛け、玄関の上がり壇として使っていた石や下駄箱の天板など、色々と再利用されました。施工前に受けた高断熱・高気密の説明に初めは「息苦しさを感じた」というご主人でしたが、生まれ変わった住まいで実際に生活するとそのイメージは一変。空気がキレイなうえ年中どの部屋でも温度が一定で体の負担が驚くほど軽くなったと冷え症で苦しんでいた奥さまと共に笑顔がこぼれていました。